キムタク映画「レジェバタ」興収振るわず早くも配信着手…元SMAP4人との“共演”に今なお高いハードル

公開日: 更新日:

 今年上半期、俳優活動が目覚ましい木村拓哉(50)だが、主演作品の人気に陰りが見え始めている。

 総製作費20億円の大作映画「レジェンド&バタフライ」は、織田信長役のキムタクと濃姫役の綾瀬はるか(38)の共演による大入りが、東映の創立70周年に花を添えるかと期待された。公式ホームページには“大ヒット上映中”の文字が躍るが、興行収入が30億円に満たないと一部で報じられている。

「仮に興収が30億円の場合、採算ラインと言われる35~45億円には届いていないことになります。あとはDVDや配信などの二次利用からの収入が15億円程度でようやくトントンといったところではないでしょうか。レジェバタは都市近郊や地方ではまだ上映されているものの、5月12日からアマゾンプライムビデオで独占配信されます。最近は公開から配信までの期間が短くなっていますが、レジェバタは異例の速さと言っていいでしょう」(映画関係者)

 キムタク作品が振るわないのは、映画だけでない。9年ぶりの月9主演となったドラマ「風間公親-教場0-」(フジテレビ系)は初回と第2話こそ世帯視聴率12.1%、10.7%と2ケタをキープしたものの、第3話9.8%、第4話9.6%、第5話9.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と緩やかに下降している。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  2. 2

    農水省ゴリ押し「おこめ券」は完全失速…鈴木農相も「食料品全般に使える」とコメ高騰対策から逸脱の本末転倒

  3. 3

    TBS「ザ・ロイヤルファミリー」はロケ地巡礼も大盛り上がり

  4. 4

    維新の政権しがみつき戦略は破綻確実…定数削減を「改革のセンターピン」とイキった吉村代表ダサすぎる発言後退

  5. 5

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  1. 6

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  2. 7

    粗品「THE W」での“爆弾発言”が物議…「1秒も面白くなかった」「レベルの低い大会だった」「間違ったお笑い」

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  5. 10

    巨人阿部監督の“育成放棄宣言”に選手とファン絶望…ベテラン偏重、補強優先はもうウンザリ