市川猿之助が退院でも團十郎は「良い一日を」とブログ更新 トラブル慣れした役者の“平常心”

公開日: 更新日:

「それでも、團十郎は全く動じることはありませんでした。お金を借りる、女遊びをする。これは役者にとって当たり前のこと。いわゆる"芸の肥やし"ってやつです。この程度のことで動揺していたら歌舞伎役者なんてやっていられない。そういう思いが人一倍強いのでしょう」(前出の梨園関係者)

 さらに、ある女将さんは、こう嘆くのだった。

「團十郎さんは市川宗家です。歌舞伎界の顔です。暴行事件や麻耶さんに関しては表に出てしまいましたが、些細なことであれば贔屓筋たちがもみ消してくれますよ。これまでだってそうだったんです。市川中車さんや猿之助さんとは全く違います。團十郎さんが潰れたら歌舞伎が潰れてしまうんです。『何をやっても守ってもらえる』という安心感が彼にはあるのかもしれません」

 今、團十郎の頭の中にはあるのは、「さて、次はブログに何を書こうかな?」くらいなのかもしれない。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    冷静になれば危うさばかり…高市バブルの化けの皮がもう剥がれてきた

  2. 2

    すい臓がんの治療が成功しやすい条件…2年前に公表の日テレ菅谷大介アナは箱根旅行

  3. 3

    歪んだ「NHK愛」を育んだ生い立ち…天下のNHKに就職→自慢のキャリア強制終了で逆恨み

  4. 4

    高市首相「午前3時出勤」は日米“大はしゃぎ”会談の自業自得…維新吉村代表「野党の質問通告遅い」はフェイク

  5. 5

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  1. 6

    「戦隊ヒロイン」ゴジュウユニコーン役の今森茉耶 不倫騒動&未成年飲酒で人気シリーズ終了にミソ

  2. 7

    維新・藤田共同代表に自民党から「辞任圧力」…還流疑惑対応に加え“名刺さらし”で複雑化

  3. 8

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  4. 9

    志茂田景樹さんは「要介護5」の車イス生活に…施設は合わず、自宅で前向きな日々

  5. 10

    NHK大河「べらぼう」に最後まで東洲斎写楽が登場しないナゼ?