福山雅治側は「厳しく対処する」と宣言するも…チケット不正転売防止の痛しかゆし

公開日: 更新日:

■クライアント向けの縁故チケットは…

 こうした「縁故チケット」を廃止する動きも進んでいる。

「業務上、また接待のために、チケットを入手していた我々も大打撃です」(広告代理店の営業マン)

 分配不可の措置で、不正転売を撲滅できるのかという疑問、さらにこんな声もある。

「やむを得ない事情で会場に行けなくなったときは『リセール』を実施するというけれど、購入時に先行手数料やら結構な額を上乗せで支払っているのに、リセールに出すときはチケット代のみ。さらに取引が成立しても手数料を取られるってどうなんだ」

「人気のモノやサービスに需要があり、たとえ高くても欲しい、買いたいという人が出てくるのは当たり前。値段が高騰しても需要が落ちないことを需要の非弾力性といって、経済でも当然のこと」

 賛否両論あり、これからもイタチごっこが続きそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  2. 2

    巨人の“お家芸”今オフの「場当たり的補強」はフロント主導…来季もダメなら編成幹部の首が飛ぶ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    阿部巨人V逸の責任を取るのは二岡ヘッドだけか…杉内投手チーフコーチの手腕にも疑問の声

  5. 5

    国民・玉木雄一郎代表の“不倫相手”元グラドルがSNS凍結? 観光大使を委嘱する行政担当者が「現在地」を答えた

  1. 6

    星野監督時代は「陣形」が存在、いまでは考えられない乱闘の内幕

  2. 7

    若林志穂さん「Nさん、早く捕まってください」と悲痛な叫び…直前に配信された対談動画に反応

  3. 8

    米倉涼子に降りかかった2度目の薬物疑惑…元交際相手逮捕も“尿検査シロ”で女優転身に成功した過去

  4. 9

    国民民主から維新に乗り換えた高市自民が「政治の安定」を掲げて「数合わせヤドカリ連立」を急ぐワケ

  5. 10

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで