福山雅治側は「厳しく対処する」と宣言するも…チケット不正転売防止の痛しかゆし

公開日: 更新日:

「すばらしい対応」との声が多数あがっている。横行するライブチケットの転売行為について、福山雅治(54)が公式サイトで「厳しく対処する」と宣言した。

 この夏の「日本武道館3DAYS」公演では「申込者分のチケット分配不可」措置を講じ、やむを得ない事情で来場できなくなった購入者には「リセール」を実施するとした。

■跋扈する「転売ヤー」

「人気アーティストのコンサートチケットをSNSなどで転売すれば、数十倍の値段でも売れてしまいます。かなりの利益率が稼げる。昔のダフ屋のネット版のようなもので、いまは普通のサラリーマンらもごく普通にやっている。転売屋とバイヤーをかけ合わせた『転売ヤー』なる造語まで出てきているほど」と、芸能プロデューサーは言う。

 ただし、2019年施行のチケット不正転売禁止法で禁止されている。それでも後を絶たないのが現状で、5月には歌舞伎俳優・市川団十郎の主演公演「SANEMORI」のチケット1万5000円を20万円で転売したなどとして、入場券不正転売禁止法違反容疑で警視庁赤坂署が会社員の女(46)を書類送検した。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因