福山雅治側は「厳しく対処する」と宣言するも…チケット不正転売防止の痛しかゆし

公開日: 更新日:

 女は松竹のチケット予約サイトの会員で、2019年から約70件の転売行為をし約250万円を得ていたとされる。また、古田新太天海祐希主演の昨年の舞台「薔薇とサムライ2─海賊女王の帰還─」のチケット1万5000円を8万円で転売。「演劇歌舞伎のチケット代ほしさに転売した」との供述が報じられた。

 報道などによると、こうした「転売ヤー」は金儲け目的でチケット買い占めを狙う。儲けになるなら何でもと、コンビニの限定商品まで高額転売がSNSに並んだりしているが、純粋にコンサートを鑑賞したいファンには迷惑行為に他ならない。福山の宣言を称賛しているのはそうしたファンが中心だろう。前出のプロデューサーはこんなことを言う。

「転売ヤーの締め出しには賛成でも、いわゆるギョーカイには困ったという人も少なくないんです。『縁故チケット』といって、お世話になっている関係者や取引先から、チケット入手を頼まれることが昔からあるんです。日時と場所を指定して頼み、まわしてもらっていたのですが、今では入場する人のフルネームを事前に届けないと、応募すらできない。大きな声では言えませんが、たとえばクライアントが愛人のお願いを聞いて、ライブに行くことだってある。チケットを取ってやることだってある。その場合も、愛人のフルネーム、さらに電子チケットですとメアドや携帯番号まで明記しなければならないんです」

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇

  2. 2

    【速報】髙橋光成がメジャー挑戦へ!ついに西武がゴーサイン、29日オリ戦に米スカウトずらり

  3. 3

    桑田佳祐も呆れた行状を知っていた? 思い出されるトラブルメーカーぶりと“長渕ソング騒動”

  4. 4

    陰で糸引く「黒幕」に佐々木朗希が壊される…育成段階でのメジャー挑戦が招く破滅的結末

  5. 5

    大接戦パV争いで日本ハムがソフトBに勝つ根拠…カギを握るのはCS進出に必死の楽天とオリ

  1. 6

    佐々木朗希に浮上「9月にもシャットダウン」…ワールドS連覇へ一丸のドジャースで蚊帳の外

  2. 7

    長渕剛に醜聞ハラスメント疑惑ラッシュのウラ…化けの皮が剥がれた“ハダカの王様”の断末魔

  3. 8

    「俺は帰る!」長嶋一茂“王様気取り”にテレビ業界から呆れ声…“親の七光だけで中身ナシ”の末路

  4. 9

    ロッテ佐々木朗希の「豹変」…記者会見で“釈明”も5年前からくすぶっていた強硬メジャー挑戦の不穏

  5. 10

    総裁選前倒し訴え旧安倍派“実名OK”は3人のみ…5人衆も「石破おろし」腰砕けの情けなさ