(1)“異色の色物芸人”コント青年団が明かす紆余曲折、最初のコンビ名は「シリアルパパ」

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青木「僕はゆーとぴあのホープ師匠の門下で、いつも師匠にくっついて、昼間はサウナ、夜は飲み屋へお供してました。師匠からは何も教わってません(笑)。だから、弟子といえるのかどうか……。服部より先に道劇で修業してました。当時の道劇には、コント赤信号の師匠で伝説の芸人、杉兵助師匠が居て、いろいろと教えていただきました。僕がやめた後、服部が入ったわけです」

 その2人が、縁あって出会ったわけだ。

服部「今でも覚えてますが、1月17日、阪神・淡路大震災の当日でした。新宿の小便横丁の居酒屋で、お見合いのように会った時、店のテレビで神戸市内の火事の様子が流れてましたから」

青木「同じホープ門下のブッチーさんは、『オレたちひょうきん族』の懺悔コーナーでキリストに扮して有名になった方です。面倒見がいい兄弟子なので、勧めに従って会ったところ、2人ともストリップ劇場で修業をした経験があったり、共通点が多いのがわかった。その日のうちにコンビ結成を決めました」

 最初のコンビ名は「シリアルパパ」。

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