なにわ男子“フル稼働”24時間テレビの寄付金ピンチ…ジャニーズ性加害問題の逆風も

公開日: 更新日:

 今年の「24時間テレビ46」(日本テレビ系)は例年以上に寄付金集めで苦戦しそうだ。ジャニーズ事務所創業者のジャニー喜多川氏(故人)の性加害問題に厳しい目が向けられている中、デビュー2年目のなにわ男子がメインパーソナリティーを務めるためだ。24時間テレビがデビュー間もないジャニーズグループを売り出すための名ばかりのチャリティー番組だという批判は、かねてあった。2003年のTOKIO以降、ジャニーズのタレントが一貫してパーソナリティーを務めているだけでなく、19年には「生涯を捧げたエンターテインメント ジャニー喜多川の想い」という追悼企画を盛大に行った。「24時間テレビ=ジャニーズ忖度番組」というイメージを持っている視聴者もいる。

 不穏な雰囲気に包まれているにもかかわらず、今月21日、なにわ男子が日本テレビ本社特設会場(東京・汐留)に登場し、グッズ購入者にチャリティーTシャツを手渡しするサプライズを行った。これに対し、なにわ男子のファンが敏感に反応し、《チャリT手渡しはTVショーだわファンのためのイベントじゃねーよ》《客寄せパンダとして担ぎ出した日テレの神経疑う》《今年は特に24時間テレビ叩かれてるから挽回したいんだろうけど、逆効果だし日テレばかなのかな》と、ジャニーズ全頼りな日テレの姿勢に批判の声がSNSなどで上がった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    武田鉄矢「水戸黄門」が7年ぶり2時間SPで復活! 一行が目指すは輪島・金沢

  2. 2

    生田絵梨花は中学校まで文京区の公立で学び、東京音大付属に進学 高3で乃木坂46を一時活動休止の背景

  3. 3

    未成年の少女を複数回自宅に呼び出していたSKY-HIの「年内活動辞退」に疑問噴出…「1週間もない」と関係者批判

  4. 4

    2025年ドラマベスト3 「人生の時間」の使い方を問いかけるこの3作

  5. 5

    2025年は邦画の当たり年 主演クラスの俳優が「脇役」に回ることが映画界に活気を与えている

  1. 6

    真木よう子「第2子出産」祝福ムードに水を差す…中島裕翔「熱愛報道」の微妙すぎるタイミング

  2. 7

    M-1新王者「たくろう」がネタにした出身大学が注目度爆上がりのワケ…寛容でユーモラスな学長に著名な卒業生ズラリ

  3. 8

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  4. 9

    高市政権の積極財政は「無責任な放漫財政」過去最大122兆円予算案も長期金利上昇で国債利払い爆増

  5. 10

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手