DeNAは次も藤浪晋太郎を“ぶつけてくる”可能性…藤川阪神が苦虫かみ潰した「クラッシャー」の本領発揮
球界きっての「クラッシャー」が、甲子園のマウンドに降臨した。
22日、DeNAの藤浪晋太郎(32)が甲子園での阪神戦に先発。2022年まで所属していた古巣相手に、初めて敵として立ち向かった。
結果は5回途中5安打、5四死球、1失点。相変わらず制球は不安定で、降板するまで95球も要するなど、好投とは言い難かったのは事実だ。
しかし、そんな右腕を阪神は打ち崩せなかった。藤浪は阪神時代の14、15年はリーグ死球王(いずれも11個)だった。MAX165キロの剛速球の“破壊力”は、阪神が一番理解している。特に右打者の頭部付近に直球が抜けるケースが多く、昨季は対戦した中日が「オール左打者」で臨んだほどだ。
この日の阪神のスタメンは前日とほぼ同じ。左翼を右打者の立石から左打者の高寺に、捕手を坂本から伏見に代えたくらいだった。
「本音を言えば、藤川監督も右の森下や大山を下げたかったでしょうけど……」と、こう続ける。
「昨季の中日がそれで『あまりに逃げ腰だ』と非難されましたからね。藤浪が敵として甲子園で初めて投げる話題性もあって、下手なことはできなかったのではないか。実際、制球がバラつく藤浪に、阪神は翻弄された。初回、内角をえぐられた森下は、以降は『安全第一』と言わんばかりに打席後方に立ち、気のないスイングを繰り返した。左打者の佐藤輝も的を絞れず、藤浪に2三振ですからね。大山に至っては臀部に死球を食らった。上位打線はすっかり腰が引けてしまい、ヒットを打ったのは1番・近本以外は7番・高寺、8番・伏見だけ。この様子だと、DeNAは次も阪神戦に藤浪をぶつけてくるかもしれない」(阪神OB)
阪神は藤浪降板後に逆転に成功。試合には勝利したものの、対藤浪への課題を残した。
当の藤浪は「最低でも五回まではと思っていた。六回七回と投げたかったけど力不足だった」と話したが、リベンジの機会はすぐにでもやってきそうだ。


















