どうするキムタク? 超大手企業に見限られ…マック&日産「CM契約更新なし」表明の必然

公開日: 更新日:

経済界はジャニーズ切りへ完全シフト

 ジャニーズでは、剛腕とされた故メリー喜多川氏と工藤静香が強いラインで結ばれていたほか、工藤もジャニーズに並ぶ大手芸能プロ所属。

「ジャニーズとは競合関係にありますが、タレントに自由に振る舞われて、メンツが立たなくなるような場合には結託する。騒動後は草彅剛ら独立組『新しい地図』の3人を干して、木村をもう一度売り出そうと示し合わせたともっぱらです」(前出のプロデューサー)

 この「新しい地図」の3人のテレビ出演に対し、圧力をかけた疑いで公取委がジャニーズを注意したとのニュースが報じられたのが2019年7月。SMAP解散後に独立組を「干していた」事実が公になっている。

「ジャニーズの崩壊は広告業界は内心大歓迎なのではないでしょうか。これまで大手クライアントの意向にも盾突き、自分たちの主張をゴリ押ししてくるので知られていますから、関わったもののほとんどが辟易する。このままいって、すこしは業界も健全になればいいと願っていると思いますよ」(前出のプロデューサー)

 経済界は完全にジャニーズ切りにシフト。第一三共、花王も契約更新せずを表明した。夢見る少年たちを食い物にした犠牲の上に成り立っていたのがジャニーズ事務所なのだから当然の帰結である。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    年収1億円の大人気コスプレーヤーえなこが“9年間自分を支えてくれた存在”をたった4文字で表現

  2. 2

    くら寿司への迷惑行為 16歳少年の“悪ふざけ”が招くとてつもない代償

  3. 3

    映画「国宝」ブームに水を差す歌舞伎界の醜聞…人間国宝の孫が“極秘妻”に凄絶DV

  4. 4

    “やらかし俳優”吉沢亮にはやはりプロの底力あり 映画「国宝」の演技一発で挽回

  5. 5

    山尾志桜里氏“ヤケクソ立候補”の波紋…まさかの参院選出馬に国民民主党・玉木代表は真っ青

  1. 6

    ドジャース佐々木朗希 球団内で「不純物認定」は時間の問題?

  2. 7

    フジテレビCM解禁の流れにバラエティー部門が水を差す…番宣での“偽キャスト”暴露に視聴者絶句

  3. 8

    国分太一は“家庭内モラハラ夫”だった?「重大コンプラ違反」中身はっきりせず…別居情報の悲哀

  4. 9

    輸入米3万トン前倒し入札にコメ農家から悲鳴…新米の時期とモロかぶり米価下落の恐れ

  5. 10

    慶大医学部を辞退して東大理Ⅰに進んだ菊川怜の受け身な半生…高校は国内最難関の桜蔭卒