著者のコラム一覧
二田一比古ジャーナリスト

福岡県出身。大学卒業後、「微笑」(祥伝社)の記者に。その後、「Emma」「週刊文春」(ともに文芸春秋)をはじめ、多くの週刊誌、スポーツ新聞で芸能分野を中心に幅広く取材、執筆を続ける。フリー転身後はコメンテーターとしても活躍。

ジャニーズタレントたちは退所も残留もイバラの道…TOBEが誰でも受け入れるとは思えない

公開日: 更新日:

 すでに、サントリーの新浪剛史社長の「番組のスポンサーを降りる可能性もあり得る」(9月16日付の朝日新聞)の談話は波紋を呼んでいる。負の連鎖が続くなか、元Kis-My-Ft2の飯田恭平氏が性加害当事者の会への入会を発表。「わかっているのに気づかないフリをした結果、それによって傷付いている人がいます」と動機を語った。飯田氏は結成初期メンバーとはいえ、活動中の人気グループからの告発者は初。すでにメンバーだった北山宏光滝沢秀明の「TOBE」に合流。メンバーへの影響など衝撃は大きい。

 事務所本体だけでなく所属タレントの動揺は容易に想像がつく。どうするタレントたち? 退所も選択肢だが、退所後の道が問題だ。滝沢の事務所も誰でも受け入れるとは思えない。他の事務所はアイドルに関心がなく移籍も難しい。事務所にとどまるも、事務所を出て行くも、待ち受けるのは茨の道か。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった