趣里主演の朝ドラ「ブギウギ」が好スタート 親の七光りに頼らず千載一遇をモノにした“苦労人”素顔

公開日: 更新日:

 女優の趣里(33)が主演を務める2023年度後期のNHK朝ドラ「ブギウギ」が2日にスタート。初回の世帯平均視聴率が16.5%(個人9.4%)と、前作「らんまん」(16.1%)、前々作「舞いあがれ!」(16.3%)を上回る好発進となった(視聴率はビデオリサーチ調べ、関東地区)。

 朝ドラ109作目となる「ブギウギ」は、戦後まもない日本で、「東京ブギウギ」「買物ブギー」などの明るい楽曲で国民を励ました“ブギの女王”笠置シヅ子(1914~85年)がモデル。激動の時代に、大阪出身の少女が歌と踊りで国民的大スターに駆け上がっていく波瀾万丈の物語がオリジナルストーリーで描かれる。

 第1週となる今週は、主人公の福来スズ子の子ども時代が子役によって描かれているが、第1話の冒頭で趣里が魅せたスズ子の歌唱シーンは「趣里さんは笠置シヅ子の雰囲気にピッタリ」「親譲りで歌がうまい」などとSNS上では早くも好感を持って受け止められている。

 趣里は言わずもがな、水谷豊(71)と伊藤蘭(68)夫婦の一人娘。超サラブレッドの2世タレントだが、親の七光とは無縁で意外と苦労人だ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    アッと驚く自公「連立解消」…突っぱねた高市自民も離脱する斉藤公明も勝算なしの結末

  2. 2

    クマが各地で大暴れ、旅ロケ番組がてんてこ舞い…「ポツンと一軒家」も現場はピリピリ

  3. 3

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  4. 4

    安倍元首相銃撃裁判 審理前から山上徹也被告の判決日が決まっている理由

  5. 5

    ドジャース大谷翔平が直面する米国人の「差別的敵愾心」…米野球専門誌はMVPに選ばず

  1. 6

    マツコ・デラックスがSMAP木村拓哉と顔を合わせた千葉県立犢橋高校とは? かつて牧場だった場所に…

  2. 7

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  3. 8

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  4. 9

    万博協会も大阪府も元請けも「詐欺師」…パビリオン工事費未払い被害者が実名告発

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の抑え起用に太鼓判も…上原浩治氏と橋本清氏が口を揃える「不安要素」