ジャニーズを去る白波瀬傑氏が生涯背負い続ける業…43年前「17歳の少年」に説いたこと

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■北公次の告発本を「バカバカしい話」と一蹴

 白波瀬氏は、性加害問題を取り沙汰されるジャニー氏を守ってきた。88年、元フォーリーブスの北公次が告発本『光GENJIへ』(データハウス)を出版。テレビ局などの大手メディアは取り上げなかったが、週刊誌などは話題にしていた。編集部がジャニー氏のコメントを求めると、白波瀬氏が対応した。

《同事務所の白波瀬傑・制作宣伝課長が、喜多川氏のコメントをこう読み上げた。

「コメントする以前の問題である。なぜ、このようなバカバカしい話を出版するのか、意図がまったくわからないし、理解もできない。本人ともぜんぜん会っていないし、話もしていないので、一度本人と会って、どういうことなのか話を聞きたい。それから、フォーリーブスのほかの(3人の)メンバーとも一度会って話をしないと、話の意図がわからない。すべてはそれからのことです」》(『アサヒ芸能』1988年11月24日号)

 前出のベテラン週刊誌記者が時代背景とともに語る。

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