著者のコラム一覧
芋澤貞雄芸能ジャーナリスト

1956年、北海道生まれ。カリフォルニア州ロサンゼルスでテレビ・映画のコーディネーター業を経て、女性週刊誌を中心に30年以上にわたり芸能・スポーツを中心に取材活動を続ける。代表的なスクープは「直撃! 松田聖子、ニューヨークの恋人」「眞子妃、エジンバラで初めてのクリスマス」。現在は、星野源、ディーン・フジオカから羽生結弦、浅田真央まで幅広く取材活動を続ける。日刊ゲンダイDIGITALや現代ビジネスなどで執筆中。ツイッター現代デジタル芸能界一の嫌われ記者 芋澤がぶっちゃける極秘情報

木村佳乃「KUMON」CM“降板”の裏にあるジャニーズ性加害問題…上白石萌音に急遽交代

公開日: 更新日:

 木村佳乃(47)が歌う「くもん、い~くもん!」が好評だった公文教育研究会「KUMON」のCMが、突如、上白石萌音(25)と新津ちせ(13)に替わり、若い主婦層を中心に波紋が広がっている。

 木村がCMに出演したのは2021年11月からで、ママ友や先生らを通じて同社の学習方法のメリットを学んでいくというシリーズだった。

 これに若い主婦層からは「公文を選ぶメリットがわかりやすい」とか「塾選びで悩んでいた私は凄く参考になりました」という意見が多数寄せられ、生徒数の増加にも貢献したといわれていた。

「木村は若い主婦層の間では“理想のママ”と称されていると聞きます。木村は日本航空の役員だった父と、同じくJAL客室乗務員だった母を持ち、ロンドン生まれで成城学園出身。そんな木村を“清潔感”“育ちがいい”“知性を感じる”と絶賛する主婦たちにとって、木村と『公文』は相性の良さを感じたようです」(大手広告代理店関係者)

 ところが学習塾のCMキャラクターとしては非の打ちどころもない木村が、2年足らずで降板した。

「上白石のキャスティングが急場しのぎな感は否めません。共に『公文』OGだという上白石と新津がスタジオで久しぶりの教材に頭を悩ませるバージョンは、木村の“KUMONのふしぎ”シリーズと単純比較してもCM作りの手間暇のかけ方の違いを感じます。『公文』は契約満了に伴うキャラクター変更と言いますが、差し替えるために急いで制作した印象です」(前出の広告代理店関係者)

 また、ある大手芸能プロダクション関係者はこうも答えてくれた。

「急なキャラ変は、噂されている通り旧ジャニーズ事務所の“性加害”問題で夫の東山紀之さんが『SMILE-UP.』社長に就任したこともあるでしょうね。『SMILE』に籍を置くだけでも十分タレントとしてマイナスなのに、さらにそのトップに就任し被害者たちの交渉にあたるというのですからイメージダウンのリスクは甚大です。会見でのしどろもどろの対応や、その後に明かされた東山さん本人の過去の疑惑も拍車をかけました。さすがに新会社の社長兼任は辞退したものの、そんな人物を夫に選んだ木村さんに、有名小・中学校のお受験生を多数抱える学習塾がマイナスの影響を恐れるのは当然のことだと言えます」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波