山口達也「依存症」と戦う中で吹く追い風 長男の“ジャニーズデビュー”消滅も結果オーライ

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 山口は、2018年に女子高生に対して強制わいせつを行った容疑で書類送検されたことが報道され、ジャニーズ事務所からの無期限謹慎処分中に辞意を申し入れ、TOKIOから脱退。ジャニーズ事務所との契約を解除された。その際、謝罪会見を行った元メンバーからは、山口のアルコール依存症を指摘する声が上がった。山口自身は会見当初、自認していなかったが、翌19年に受けた雑誌の取材に対して病気を認め、今年3月の起業発表の際には、医師から「完治しない」と宣告されたアルコール依存症であることや、22年のうちに民間資格であるASK認定「飲酒運転防止インストラクター」「依存症予防教育アドバイザー」、JADP認定「メンタル心理カウンセラー」の資格を取得したことを発表した。その後、アルコール依存症に関連する講演活動や、企業向けの危機管理セミナーなどの活動で、全国各地を飛び回る様子をXで報告。10月には日本臨床衛生検査技師会発行の季刊誌「Pippette」の表紙を飾るなど起業後の勢いは目覚ましい。

■山口の不祥事で長男のデビューが台無しに


 その原動力の一つとして長年、山口を見てきた芸能記者は「やっぱり息子たちの存在が大きい。息子たちにカッコイイ姿を見せたいという気持ちでしょう」という。16年8月に離婚した元モデルの妻との間に2人の愛息を持つが、3人は米ハワイ在住。21年には長男の笑太郎(Shotaro)が「CROSSING RAIN」というボーイズ・グループのメンバーとしてデビューした。

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