伏見落城で千代夫婦のロマンスを描き切る! NHK大河「どうする家康」古沢良太脚本の妙

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 千代は武田信玄に近づいて闇で人の野心を利用しながら生きるしかなく、妖しい存在だったが、元忠との結婚に救われてはじめて堂々と生きた。伏見城が2人の死に場所となり、「ありがとうぞんじます」と元忠の手を握りしめた。最期は千代らしく、キツネ眼を見開いて立ちあがり三成軍にひれ伏すことなく戦い抜いた。

 夫婦愛満載のこの場面は、ネットでも《あんな終わり方したい。仲間に囲まれて終わりたいわ》《幸せな落城シーン》《千代さん悲しいけどよかったね》《千代の最期まで敵に向かう眼光、凄かった》《涙が 止まらなかった》などの投稿が相次いだ。

 次週はいよいよ関ケ原の戦い。ラストに向かって盛り上がっていくが、古沢良太脚本はどう描くのか楽しみである。

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