松本潤「どうする家康」に再評価の声…歴代大河ワースト2位でもNHK思惑通りでホッ?

公開日: 更新日:

 12日に放送された松本潤(40)主演のNHK大河ドラマ「どうする家康」(日曜夜8時)の第43回の平均視聴率は世帯11.9%、個人7.3%(関東地区=ビデオリサーチ調べ)で、前回10.0%(6.0%)から盛り返している。

「第43回は終盤最大の山場『関ヶ原の戦い』ということも大きかったのでしょうが、通常、大河は最終回に向けて数字を伸ばしていく傾向にあります。《歴代大河ワースト2の視聴率確定》なんて報じられている『どうする家康』ですが、12月17日予定の最終回に向けて、初回視聴率(15.4%)に迫る勢いで盛り上がっていくかもしれませんよ」(テレビ誌ライター)

 これまで松潤の演技が《軽すぎる》とか、《史実とかけ離れている》《若者ウケを狙いすぎ》などと散々酷評されてきた「どうする家康」だが、フィナーレに向けて“再評価”する声もあるようだ。

「リアルタイム視聴に録画のタイムシフトを加えた“総合視聴率”を見ると、たとえば10月29日放送回の『どうする家康』は世帯16.4%、個人9.6%。この数字は2つとも同時間帯の“ライバル”である『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ)と『ポツンと一軒家』(テレビ朝日)を超えています。TBS日曜劇場の『下剋上球児』など民放の秋ドラマと比べたらトップランクですし、要するに録画して見る視聴者が多いだけ。“史実重視派”の大河ファンがネット上にあれこれ書き込むほど支持されていない、というわけでもなさそうです」(民放キー局プロデューサー)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 2

    岡山天音「ひらやすみ」ロス続出!もう1人の人気者《樹木希林さん最後の愛弟子》も大ブレーク

  3. 3

    不慮の事故で四肢が完全麻痺…BARBEE BOYSのKONTAが日刊ゲンダイに語っていた歌、家族、うつ病との闘病

  4. 4

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  5. 5

    国分太一の先行きはさらに険しくなった…「答え合わせ」連呼会見後、STARTO社がTOKIOとの年内契約終了発表

  1. 6

    長嶋茂雄引退の丸1年後、「日本一有名な10文字」が湘南で誕生した

  2. 7

    「べらぼう」大河歴代ワースト2位ほぼ確定も…蔦重演じ切った横浜流星には“その後”というジンクスあり

  3. 8

    100均のブロッコリーキーチャームが完売 「ラウール売れ」の愛らしさと審美眼

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    文春が報じた中居正広「性暴力」の全貌…守秘義務の情報がなぜこうも都合よく漏れるのか?

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  3. 3

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  4. 4

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  5. 5

    やす子の毒舌芸またもや炎上のナゼ…「だからデビューできない」執拗な“イジり”に猪狩蒼弥のファン激怒

  1. 6

    羽鳥慎一アナが「好きな男性アナランキング2025」首位陥落で3位に…1強時代からピークアウトの業界評

  2. 7

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 8

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった

  4. 9

    渡部建「多目的トイレ不倫」謝罪会見から5年でも続く「許してもらえないキャラ」…脱皮のタイミングは佐々木希が握る

  5. 10

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」