「どうする家康」千姫役・原菜乃華の驚異のポテンシャル 穏やかな役から狂愛ストーカーまで演じ分け

公開日: 更新日:

 千姫が豊臣家に嫁いだのが7歳なんて、今でいうと小学生になったばかり。豊臣家で成長した後、徳川家のことなんぞ覚えていないでしょうに。千姫にとって、育った場所も、故郷と呼べるのも大坂城なのでは。

 徳川の大砲攻撃により、大阪城の天守閣の天井が落ちる瞬間、なんと茶々(北川景子)が千姫を庇った。やはり鬼の姑とはいえ、幼い頃からずっと一緒に暮らしてきたし、愛する息子・秀頼の嫁なのである。それに織田信長の妹、お市を同じ母に持つ姉妹・江の子でもある。咄嗟に身体が動いたのかもしれない。

 義母の愛情を感じた千姫、「どっちつかず」の気持ちにハッキリと区切りがついた。次回は、泣いてばかりでくよくよしていた千姫が生まれ変わりそうだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  2. 2

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  3. 3

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  4. 4

    片山さつき財務相の居直り開催を逆手に…高市首相「大臣規範」見直しで“パーティー解禁”の支離滅裂

  5. 5

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  1. 6

    小林薫&玉置浩二による唯一無二のハーモニー

  2. 7

    森田望智は苦節15年の苦労人 “ワキ毛の女王”経てブレーク…アラサーで「朝ドラ女優」抜擢のワケ

  3. 8

    臨時国会きょう閉会…維新「改革のセンターピン」定数削減頓挫、連立の“絶対条件”総崩れで手柄ゼロ

  4. 9

    阪神・佐藤輝明をドジャースが「囲い込み」か…山本由伸や朗希と関係深い広告代理店の影も見え隠れ

  5. 10

    阪神・才木浩人が今オフメジャー行きに球団「NO」で…佐藤輝明の来オフ米挑戦に大きな暗雲