藤原紀香&片岡愛之助「夫婦芸としての至芸」にまで昇華した夫婦関係

公開日: 更新日:

 歌舞伎役者の片岡愛之助(51)と再婚して7年。藤原紀香(52)に注目が集まっている。当初は「お飾り妻になる」との声もあったが、最近は「梨園ナンバーワン妻」とも評され、さらに女優やタレントとしても絶好調なのである。

 昨年は映画「翔んで埼玉~琵琶湖より愛をこめて~」で愛之助との夫婦初共演が話題になったが、さらに2月には明治座で舞台「メイジ・ザ・キャッツアイ」主演、夏には新橋演舞場で舞台「カルメン故郷に帰る」に主演する。「カルメン」は木下恵介監督のメガホンで、高峰秀子主演で1951年に初の国産カラー映画として公開されたのは中高年世代にはお馴染み。家出し、ストリッパーのカルメンとして身を立てた女性が里帰りする物語であった。紀香は同作品の初舞台化であるとし「自身もワクワクしております」と堂々とコメントしている。

 藤原紀香は大柄の日本人離れしたスタイルでミス日本(92年)となって、芸能界入り。東レキャンペーンガールを皮切りにCM、音楽番組や格闘技イベントK-1などの司会、人道支援のチャリティーにまで活動の幅を広げたが、お笑いタレント陣内智則との結婚・離婚劇で人気も失速するかに見られた。ときに披露する関西弁もわざとらしく、サービス精神は過剰で空回りしがちと批判もされたが、最近は「一周回って好き」と好意的に受け止められ、再評価されているとライターの冨士海ネコ氏は分析している。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    「汽車を待つ君の横で時計を気にした駅」は一体どこなのか?

  2. 2

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 3

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  4. 4

    遠山景織子の結婚で思い出される“息子の父”山本淳一の存在 アイドルに未練タラタラも、哀しすぎる現在地

  5. 5

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  1. 6

    “裸の王様”と化した三谷幸喜…フジテレビが社運を懸けたドラマが大コケ危機

  2. 7

    森下千里氏が「環境大臣政務官」に“スピード出世”! 今井絵理子氏、生稲晃子氏ら先輩タレント議員を脅かす議員内序列と評判

  3. 8

    大食いタレント高橋ちなりさん死去…元フードファイターが明かした壮絶な摂食障害告白ブログが話題

  4. 9

    菅田将暉「もしがく」不発の元凶はフジテレビの“保守路線”…豪華キャスト&主題歌も昭和感ゼロで逆効果

  5. 10

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    渋野日向子に「ジャンボ尾崎に弟子入り」のススメ…国内3試合目は50人中ブービー終戦

  2. 2

    国分太一が「世界くらべてみたら」の収録現場で見せていた“暴君ぶり”と“セクハラ発言”の闇

  3. 3

    ソフトバンクは「一番得をした」…佐々木麟太郎の“損失見込み”を上回る好選定

  4. 4

    国分太一は人権救済求め「窮状」を訴えるが…5億円自宅に土地、推定年収2億円超の“勝ち組セレブ”ぶりも明らかに

  5. 5

    人権救済を申し立てた国分太一を横目に…元TOKIOリーダー城島茂が始めていた“通販ビジネス”

  1. 6

    阪神「次の二軍監督」候補に挙がる2人の大物OB…人選の大前提は“藤川野球”にマッチすること

  2. 7

    沢口靖子「絶対零度」が月9ワースト目前の“戦犯”はフジテレビ? 二匹目のドジョウ狙うも大誤算

  3. 8

    ソフトバンクに「スタメン定着後すぐアラサー」の悪循環…来季も“全員揃わない年”にならないか

  4. 9

    巨人・桑田二軍監督の電撃退団は“事実上のクビ”…真相は「優勝したのに国際部への異動を打診されていた」

  5. 10

    小泉“セクシー”防衛相からやっぱり「進次郎構文」が! 殺人兵器輸出が「平和国家の理念と整合」の意味不明