市川猿之助は判決後“修羅の家”に戻らず 早くも画策される「悲劇の役者」復帰プランの是非

公開日: 更新日:

 11月17日、東京地裁から懲役3年、執行猶予5年の判決を言い渡された歌舞伎役者・市川猿之助(48)の復帰プランが早くも画策されているという。自身のパワハラ、セクハラ報道に絶望し一家心中を図った猿之助は、父親の市川段四郎さんと母親に向精神薬を飲ませ、自殺を手助けしたとして自殺ほう助の罪に問われていた。
 
「許されるのであれば、舞台に立ちたい。歌舞伎で償っていきたい」

 10月20日の初公判でこう話しているように猿之助は復帰を望んでいるが、厳しい前途が待ち受けているのは疑いようがないだろう。
 
認知症と言われた段四郎さんが本当に自らの判断で自殺に同意したのかなど疑問がありましたが、結果、執行猶予つきの温情判決となりました。歌舞伎には親殺しを題材とした演目もあり、ことあるごとに両親の死と向き合わなくてはならないため、歌舞伎を通して罪を償いたいという思いは理解できなくはありません。

 しかし、本人が望んだところで、あれだけの事件を起こしたわけですから、世間は猿之助の復帰をそう簡単には受け入れられないでしょう。しかも、パワハラ、セクハラ報道について何も釈明していません。執行猶予が明けるまで舞台に立つことはないのではないでしょうか」(芸能ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    侍ジャパンに日韓戦への出場辞退相次ぐワケ…「今後さらに増える」の見立てまで

  2. 2

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  3. 3

    “新コメ大臣”鈴木憲和農相が早くも大炎上! 37万トン減産決定で生産者と消費者の分断加速

  4. 4

    侍J井端監督が仕掛ける巨人・岡本和真への「恩の取り立て」…メジャー組でも“代表選出”の深謀遠慮

  5. 5

    阪神の日本シリーズ敗退は藤川監督の“自滅”だった…自軍にまで「情報隠し」で選手負担激増の本末転倒

  1. 6

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋

  2. 7

    藤川阪神で加速する恐怖政治…2コーチの退団、異動は“ケンカ別れ”だった

  3. 8

    矢地祐介との破局報道から1年超…川口春奈「お誘いもない」プライベートに「庶民と変わらない」と共感殺到

  4. 9

    渡邊渚“逆ギレ”から見え隠れするフジ退社1年後の正念場…現状では「一発屋」と同じ末路も

  5. 10

    巨人FA捕手・甲斐拓也の“存在価値”はますます減少…同僚岸田が侍J選出でジリ貧状態