「ザ!鉄腕!DASH!!」の名物村人だった保原剛史さん 番組卒業18年、水耕栽培のスペシャリストに

公開日: 更新日:

 当時、会社設立から10年目の同社は収支トントン。時には赤字決算になることもあり、社長は縁故に頼らず新しい血を導入して状況を打開しようとしていた。

「『一緒に頑張って黒字に!!』。社長のこんな一言が決め手です。まず時給700円の配送業務のアルバイトからスタートしました」

 温厚で実直な人柄が認められ、すぐに正社員に。今では社員・パートさん15人をまとめて現場を仕切る、取締役兼農場長だ。

「当社のしんぐねぎ、ベビーリーフは、ともにミネラル分豊富で清冽な揖保川の伏流水を使って栽培しているので、柔らかくて辛みが少なく主菜の風味を邪魔しないのが特徴です。ハウス栽培だけに、1年を通してリーズナブルに安定供給できるのも魅力です」

 主力のしんぐねぎは月産約3トン。地元の青果問屋、スーパー、飲食店が主な顧客で、同社HPでは30袋・税込み2916円(送料別途)で通販もしている。

 一方、カット野菜の売れ行きもいい。その秘密はスライサーにある。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    松任谷由実が矢沢永吉に学んだ“桁違いの金持ち”哲学…「恋人がサンタクロース」発売前年の出来事

  2. 2

    ヤクルト「FA東浜巨獲得」に現実味 村上宗隆の譲渡金10億円を原資に課題の先発補強

  3. 3

    農水省「おこめ券」説明会のトンデモ全容 所管外の問い合わせに官僚疲弊、鈴木農相は逃げの一手

  4. 4

    早大が全国高校駅伝「花の1区」逸材乱獲 日本人最高記録を大幅更新の増子陽太まで

  5. 5

    timelesz篠塚大輝“炎上”より深刻な佐藤勝利の豹変…《ケンティとマリウス戻ってきて》とファン懇願

  1. 6

    早瀬ノエルに鎮西寿々歌が相次ぎダウン…FRUITS ZIPPERも迎えてしまった超多忙アイドルの“通過儀礼”

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”女性議員ついに書類送検! 野党支持率でトップ返り咲きも玉木代表は苦悶

  3. 8

    池松壮亮&河合優実「業界一多忙カップル」ついにゴールインへ…交際発覚から2年半で“唯一の不安”も払拭か

  4. 9

    波瑠のゴールインだけじゃない? 年末年始スクープもしくは結婚発表が予想される大注目ビッグカップル7組総ざらい!

  5. 10

    アヤックス冨安健洋はJISSでのリハビリが奏功 「ガラスの下半身」返上し目指すはW杯優勝