著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

多部未華子、佐々木蔵之介…「俳優」独立ラッシュの裏にテレビ・CMとのウィンウィン関係

公開日: 更新日:

 この3月末から4月初めにかけ、かなり多くの俳優たちが、それまで所属していた事務所をやめて独立または移籍したことを発表した。

 長塚圭史(48)と田中哲司(58)は共に「鈍牛倶楽部」を退所。佐藤隆太(44)と佐々木蔵之介(56)は「ケイファクトリー」、多部未華子(35)は「ヒラタインターナショナル」を退所した。

 一方、吉木りさ(36)と壇蜜(43)は所属事務所「フィット」が破産したため、マネジャーと共に他の事務所へ移籍したり、独立している。また吉岡里帆(31)は業務停止の「エー・チーム」から他の事務所に移った。

 いま名前が挙がった事務所ではないが、ある芸能プロの社長に話を聞いてみた。

「まあ、2億円の売り上げが消えるということですね。多部未華子さんについて言えば……」

 中堅女優の彼女クラスなら映画ドラマ、CMの仕事を考えれば、それくらいは見込めるというわけだ。

「昔はタレントが独立するとトラブルになったり、“干される”といったことが多々ありましたが、今の時代は無理。むしろ、『やめる』と言われないようこちらからコミュニケーションを取らなくてはダメです」

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    2度不倫の山本モナ 年商40億円社長と結婚&引退の次は…

  2. 2

    日本ハムFA松本剛の「巨人入り」に2つの重圧…来季V逸なら“戦犯”リスクまで背負うことに

  3. 3

    FNS歌謡祭“アイドルフェス化”の是非…FRUITS ZIPPER、CANDY TUNE登場も「特別感」はナゼなくなった?

  4. 4

    「ばけばけ」好演で株を上げた北川景子と“結婚”で失速気味の「ブギウギ」趣里の明暗クッキリ

  5. 5

    「存立危機事態」めぐり「台湾有事」に言及で日中対立激化…引くに引けない高市首相の自業自得

  1. 6

    阪神異例人事「和田元監督がヘッド就任」の舞台裏…藤川監督はコーチ陣に不満を募らせていた

  2. 7

    (2)「アルコールより危険な飲み物」とは…日本人の30%が脂肪肝

  3. 8

    西武・今井達也「今オフは何が何でもメジャーへ」…シーズン中からダダ洩れていた本音

  4. 9

    阪神・佐藤輝明にライバル球団は戦々恐々…甲子園でのGG初受賞にこれだけの価値

  5. 10

    高市政権の物価高対策はパクリばかりで“オリジナル”ゼロ…今さら「デフレ脱却宣言目指す」のア然