著者のコラム一覧
城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

中森明菜ついに復活!会員限定イベントは10億円稼ぐとも トラブル続きだった歌姫の売り出し方

公開日: 更新日:

 明菜は2022年に個人事務所を立ち上げ、今年になって以前から知っている女性に社長業を譲って芸能活動に専念し始めている。もともと彼女は歌姫としてのプライドが高く、よく言えば完璧主義、コンサートなどの活動ができないのは「自分で納得できる歌声が出ないため」と言われている。

■ジャズバージョンにすることで声量をカバー

 ただし、今回のように楽曲をジャズバージョンにすることで、全盛期のような声量が出せなくても、それが「いい味になっている」とみなされたりする。新社長のうまいやり方だと思った。またファッションECサイト「ZOZOVILLA」とコラボしたTシャツも発売中で、明菜と同じ誕生日だという「のん」をモデルに起用して話題づくりにも余念がない。

 そして有料イベント。ファンクラブ会員限定という縛りがあり、その会費は入会日にかかわらず今年分は7700円と高め。会員数は明らかにされていないが、公式YouTubeの登録者数が約80万人だから、今後のライブチケット優先購入目当ての新加入含め万単位になってもおかしくはない。1万人で7700万円、5万人で3億8500万円、10万人で7億7000万円……。その稼ぎはディナーショーも含め10億円規模だ。僕としてはボイストレーニングを含めて体調を整え“あの頃”の歌声を聞かせて欲しいのだが……。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    「おまえになんか、値がつかないよ」編成本部長の捨て台詞でFA宣言を決意した

  2. 2

    【原田真二と秋元康】が10歳上の沢田研二に提供した『ノンポリシー』のこと

  3. 3

    カーリング女子フォルティウスのミラノ五輪表彰台は23歳リザーブ小林未奈の「夜活」次第

  4. 4

    3度目の日本記録更新 マラソン大迫傑は目的と手段が明確で“分かりやすい”から面白い

  5. 5

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  1. 6

    福山雅治&稲葉浩志の“新ラブソング”がクリスマス定番曲に殴り込み! 名曲「クリスマス・イブ」などに迫るか

  2. 7

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 8

    松岡昌宏も日テレに"反撃"…すでに元TOKIO不在の『ザ!鉄腕!DASH!!』がそれでも番組を打ち切れなかった事情

  4. 9

    年末年始はウッチャンナンチャンのかつての人気番組が放送…“復活特番”はどんなタイミングで決まるの?

  5. 10

    査定担当から浴びせられた辛辣な低評価の数々…球団はオレを必要としているのかと疑念を抱くようになった