東ちづる64歳にして「人生100年時代」の旗手へ 劇団座長、社会運動、映画製作と意気軒昂の秘訣

公開日: 更新日:

 劇団座長に活動家に、映画製作と、ますます意気軒高なのが東ちづる(64)。差別や偏見のない社会を目指す一般社団法人「Get in touch」の代表として、その活動の一環である劇団「まぜこぜ一座」の制作発表をこのほど都内で行った。

「日本で一番小さな手品師」ことマメ山田のほか、義足だったり、全盲だったりする出演者と登壇。自らキャスティングし、楽屋前で待ちかまえて、直接スカウトするなどしたという。

「みんなが楽しめるバリアフリーエンタメをめざします。マイノリティーパフォーマーは、グレーテストショーマンと知って欲しい」と笑顔で訴えた。「目標は解散。私たちが必要のない多様性のある社会を実現したい」のだそうだ。

 そうした活動趣旨が伝わったのだろう、渋谷区のバックアップを得て、同区役所と隣接の「LINE CUBE SHIBUYA(渋谷公会堂)」で今月16日の公演が決まった。また、社会派コメディーでサスペンスもある映画をこの秋上映するプランも明らかにした。

 昭和から平成にかけ、「お嫁さんにしたい」タレントとして世の男性の人気者だったが、こうした社会派の活動家としても有名なのだとか。芸能リポーターの小柳美江さんが言う。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    阪神・梅野がFA流出危機!チーム内外で波紋呼ぶ起用法…優勝M点灯も“蟻の一穴”になりかねないモチベーション低下

  2. 2

    梅野隆太郎は崖っぷち…阪神顧問・岡田彰布氏が指摘した「坂本誠志郎で捕手一本化」の裏側

  3. 3

    国民民主党「選挙違反疑惑」女性議員“首切り”カウントダウン…玉木代表ようやく「厳正処分」言及

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    本命は今田美桜、小芝風花、芳根京子でも「ウラ本命」「大穴」は…“清純派女優”戦線の意外な未来予想図

  1. 6

    巨人・戸郷翔征は「新妻」が不振の原因だった? FA加入の甲斐拓也と“別れて”から2連勝

  2. 7

    時効だから言うが…巨人は俺への「必ず1、2位で指名する」の“確約”を反故にした

  3. 8

    石破首相続投の“切り札”か…自民森山幹事長の後任に「小泉進次郎」説が急浮上

  4. 9

    今田美桜「あんぱん」44歳遅咲き俳優の“執事系秘書”にキュン続出! “にゃーにゃーイケオジ”退場にはロスの声も…

  5. 10

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃