桑田佳祐がアラ70で原点回帰…ソロライブでは洋邦同居“雑食性”音楽ワールド炸裂

公開日: 更新日:

 構成作家のチャッピー加藤氏はこう言う。

「もともと桑田さんは音楽に関して、ジャンルを問わず何でも聴く方です。サザンオールスターズの由来になったサザンロックだけでなく、ドリス・デイからビートルズ、クラプトン、ザ・ピーナッツ、GS……。さらに最近の若いアーティストの曲もちゃんとチェックしてますし。この雑食性が独特の桑田ワールドを形づくっているのだと思います」

 そんな桑田ワールドはこれからも続くということなのだろうか。

「洋楽と邦楽が同居しているというか、カテゴリーで聴いてないんですよね。そのアーティストの個性を聴いてるんです。そして、それを吸収、咀嚼して桑田流に変換する。だから桑田さんの音楽にはいろんな要素が詰まっていて、聴いていて飽きないし、世代を超えて支持されている。それは、これまで通り、今後も続いていくと思います」

 今回のソロライブには、そんな桑田佳祐の原点回帰のような意味もあるのかも知れない。古希へ向けたリニューアル中とみて、新曲やステージを楽しみにしたいものだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人がソフトB自由契約・有原航平に「3年20億円規模」の破格条件を準備 満を持しての交渉乗り出しへ

  2. 2

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  3. 3

    NHK朝ドラ「ばけばけ」が途中から人気上昇のナゾ 暗く重く地味なストーリーなのに…

  4. 4

    日吉マムシダニに轟いた錦織圭への歓声とタメ息…日本テニス協会はこれを新たな出発点にしてほしい

  5. 5

    巨人正捕手は岸田を筆頭に、甲斐と山瀬が争う構図…ほぼ“出番消失”小林誠司&大城卓三の末路

  1. 6

    「おこめ券」でJAはボロ儲け? 国民から「いらない!」とブーイングでも鈴木農相が執着するワケ

  2. 7

    SBI新生銀が「貯金量107兆円」のJAグループマネーにリーチ…農林中金と資本提携し再上場へ

  3. 8

    阿部巨人に大激震! 24歳の次世代正捕手候補がトレード直訴の波紋「若い時間がムダになっちゃう」と吐露

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    「ばけばけ」苦戦は佐藤浩市の息子で3世俳優・寛一郎のパンチ力不足が一因