「エンジェルフライト」の米倉涼子演じる国際霊柩送還士は『死者のためのドクターX』か? 識者が指摘する2役の相似性

公開日: 更新日:

 ドラマに詳しいライターの木俣冬氏は、2つの役柄について、「技術の高さが求められる仕事を生業にしていて、どんなに困難なケースでも完璧にやり遂げる。また、人のためになる仕事であることも共通点」と分析。「性格もサバサバして、怖いものしらずで、頼りがいがあるところも」と、それ相応の共通点は見いだせると指摘する。

「大門未知子が圧倒的に人気を得たので、そのイメージを踏襲しているのが伊沢那美なのだと思います。ただ、かなりキャラクター化してやや偽悪的なところもある大門未知子よりも、伊沢那美のほうがヒューマンドラマの主人公でウェットな割合が多い気がします。そうなった理由は、エンジェルフライトが実話を元にしたドラマだからではないでしょうか」

■共演者も共通していた!

 併せて木俣氏は、米倉本人の他に「共演者にも共通点があり、それは俳優の遠藤憲一さんです」と指摘した。俳優の遠藤憲一(62)といえば「ドクターX」では元外科部長の海老名敬役で出演している一方、「エンジェルフライト」では伊沢那美が社長を務める「エンジェルハーツ」の会長・柏木史郎役で登場する。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    大谷翔平は米国人から嫌われている?メディアに続き選手間投票でもMVP落選の謎解き

  2. 2

    大谷翔平の来春WBC「二刀流封印」に現実味…ドジャース首脳陣が危機感募らすワールドシリーズの深刻疲労

  3. 3

    前田健太は巨人入りが最有力か…古巣広島は早期撤退、「夫人の意向」と「本拠地の相性」がカギ

  4. 4

    新生阿部巨人は早くも道険し…「疑問残る」コーチ人事にOBが痛烈批判

  5. 5

    来春WBCは日本人メジャー選手壊滅危機…ダル出場絶望、大谷&山本は参加不透明で“スカスカ侍J”に現実味

  1. 6

    詞と曲の革命児が出会った岩崎宏美という奇跡の突然変異種

  2. 7

    高市政権にも「政治とカネ」大噴出…林総務相と城内経済財政相が“文春砲”被弾でもう立ち往生

  3. 8

    「もう野球やめたる!」…俺は高卒1年目の森野将彦に“泣かされた”

  4. 9

    連立与党の維新が迫られる“踏み絵”…企業・団体献金「規制強化」公明・国民案に立憲も協力

  5. 10

    新米売れず、ささやかれる年末の米価暴落…コメ卸最大手トップが異例言及の波紋