夏ドラマ唯一の“ロス”は読売テレビ深夜ドラマのみ?「ブラックペアン2」ですら話題にならない深刻

公開日: 更新日:

「だいたい毎クールのように最終回が近くなると《〇〇ロス》なんて話題がネット上を賑わすものですが、この2作品でさえそれがほとんど出てこないのが、今期の全般的な不調を物語っていますね」(芸能ライター)

 特に深刻なのは日本テレビで、土曜の夜9時台、10時台に2段積みしている連ドラが両方ともあまり話題にならないまま、7日時点であと3話も残している。ネット上では《小芝風花福原遥のムダづかい》《セクシー田中さん問題の経緯や処理を見ても、日テレドラマは信用できない》など、辛らつな意見も飛び交っているようだが……。

「日テレは一部の視聴者に強い不振感を持たれてしまっているようですが、何とかそこから抜け出そうという兆しだってある。ネット上の意見に流されずにちゃんと向き合えば、面白いと思える作品にきっと出会えるはずだし、今期だって数字が良くなくても特定の視聴者に深く刺さっているドラマもあると思います」

 そう語るのは、テレビコラムニストの亀井徳明氏。亀井氏は「今期の読売テレビ制作枠の深夜ドラマに、そんな兆しを見た」と、12日に最終回を迎える木村昴(34)主演「クラスメイトの女子全員好きでした」(日テレ系=木曜深夜11時59分)を挙げる。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    ドジャース佐々木朗希の心の瑕疵…大谷翔平が警鐘「安全に、安全にいってたら伸びるものも伸びない」

  2. 2

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  3. 3

    ドジャース大谷翔平32歳「今がピーク説」の不穏…来季以降は一気に下降線をたどる可能性も

  4. 4

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  5. 5

    巨人が李承燁コーチ就任を発表も…OBが「チグハグ」とクビを傾げるFA松本剛獲得の矛盾

  1. 6

    国分太一問題で日テレの「城島&松岡に謝罪」に関係者が抱いた“違和感”

  2. 7

    今度は横山裕が全治2カ月のケガ…元TOKIO松岡昌宏も指摘「テレビ局こそコンプラ違反の温床」という闇の深度

  3. 8

    国分太一“追放”騒動…日テレが一転して平謝りのウラを読む

  4. 9

    ドジャース首脳陣がシビアに評価する「大谷翔平の限界」…WBCから投打フル回転だと“ガス欠”確実

  5. 10

    大谷翔平のWBC二刀流実現は絶望的か…侍J首脳陣が恐れる過保護なドジャースからの「ホットライン」