「50年後、100年後にも見てもらえるような映画に、一本でも多く出たい」

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ヴィム・ヴェンダース監督と(C)ロイター

 50代の半ばを越えても、役所広司は映画の主演作が途切れることなく続いた。ただ、その頃から俳優としてのスタンスに変化が出てきたように思える。例えば、沖田修一監督の「キツツキと雨」(2012年)では、映画のロケ撮影に来た小栗旬演じる新人映画監督に、撮影の協力をする林業をやっている男… 

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