Netflix「極悪女王」大ヒット→80年代女子プロレス再評価で特需到来!伝説のレスラーが続々登場

公開日: 更新日:

 80年代の女子プロレスブームが再び注目を集めている。

“日本一嫌われた悪役レスラー”ダンプ松本(64)の半生に着想を得たNetflixシリーズ「極悪女王」が、世界190を超える国と地域で配信されたのは9月19日。国内で、3週連続首位をキープするほど大ヒットした。ダンプを演じたゆりやんレトリィバァ(34)は、40キロほどウエートアップ。企画・プロデュース・脚本の鈴木おさむ(52)、総監督の白石和彌(49)が初タッグという目新しさも追い風となり、SNSでは絶賛の声が相次いだ。

 配信から2カ月が過ぎ、すでに視聴ランキングは圏外になっているが、関連ユーチューブや考察系・振り返り系SNSはいまだに増加。

 作品のモデルとなった現役選手やOGへのオファーも増えた。特にダンプ、後輩で極悪同盟のブル中野(56)、昭和のトップアイドルだった元クラッシュ・ギャルズの長与千種(59)とライオネス飛鳥(61)は“極悪恩恵”を受け、11月3週目はまれに見る女子プロウイークだった。

 16日に「有吉のお金発見 突撃!カネオくん」(NHK総合)が放映されたのを皮切りに、18日の「しゃべくり007」(日本テレビ系)ではダンプ、長与、飛鳥、ブル、ジャガー横田(63)、井上京子(55)ら昭和にデビューしたレジェンドがスタジオに大集結。経済効果100億円といわれた絶頂期のダンプは月収500万~600万円だったほか、OGが赤裸々トークを展開すると、「#しゃべくり007」がXでトレンド入り。サプライズゲストで、08年の引退以降は表舞台に出ていなかったデビル雅美、悪役レスラーのパイオニアである元ブラック・ペアのマミ熊野が登場すると、Xでは「デビル登場に驚きと感動」「全女はネタの宝庫」「一流レスラーはトークも一流」など、懐かしむポストが多く上がった。

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    出家否定も 新木優子「幸福の科学」カミングアウトの波紋

  2. 2

    中学受験で慶応普通部に進んだ石坂浩二も圧倒された「幼稚舎」組の生意気さ 大学時代に石井ふく子の目にとまる

  3. 3

    さすがチンピラ政党…維新「国保逃れ」脱法スキームが大炎上! 入手した“指南書”に書かれていること

  4. 4

    ドジャース「佐々木朗希放出」に現実味…2年連続サイ・ヤング賞左腕スクーバル獲得のトレード要員へ

  5. 5

    ギャラから解析する“TOKIOの絆” 国分太一コンプラ違反疑惑に松岡昌宏も城島茂も「共闘」

  1. 6

    中日からFA宣言した交渉の一部始終 2001年オフは「残留」と「移籍」で揺れる毎日を過ごした

  2. 7

    有本香さんは「ロボット」 どんな話題でも時間通りに話をまとめてキッチリ終わらせる

  3. 8

    巨人は国内助っ人から見向きもされない球団に 天敵デュプランティエさえDeNA入り決定的

  4. 9

    放送100年特集ドラマ「火星の女王」(NHK)はNetflixの向こうを貼るとんでもないSFドラマ

  5. 10

    佐藤輝明はWBC落選か? 大谷ジャパン30人は空前絶後の大混戦「沢村賞右腕・伊藤大海も保証なし」