アストロズ今井達也が“もらい事故” 新天地での足を引っ張る「サイン盗み」の後遺症

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「このチームで優勝したい、ワールドチャンピオンになりたい、という気持ちにさせてくれた」

 西武からポスティングシステムで海を渡る今井達也(27)が、アストロズ入りを決断した理由をこう明かした。

 ア軍は昨季こそ、ア・リーグ西地区2位で9年ぶりにポストシーズン進出を逃したものの、最近9年間で7度の地区優勝を誇る。特に投手の育成、再生に定評があり、古巣の西武時代は日本一の経験がなかった今井が大きく飛躍する可能性がある一方、新天地では痛くもない腹を探られかねない。

 何しろ、アストロズは2017年から18年にかけて組織ぐるみで行っていたサイン盗みが発覚した19年以降、MLBや審判、ファンによる厳しい視線にさらされているからだ。

 MLBはア軍に対し、史上最高額となる罰金500万ドル(当時約5億5000万円)、20、21年にドラフト1、2巡目の指名権剥奪、ルーノウGM、ヒンチ監督の1年間の職務停止処分などの厳罰を科したが、その後も警戒を怠らない。球場にカメラや伝達用機材が不正に設置されていないか、抜き打ちでチェックをしているという。

 さらにアストロズは全ての投手に義務化された審判による粘着物質のチェックを導入するきっかけの一端となった。

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