フジテレビが2番組を終了させダウンタウン松本人志に「NO」を突き付けたワケ…日テレとは異なる対応

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 フジテレビでいえば、「酒のツマミになる話」も松本のレギュラーだったが、活動休止となった途端に「千鳥」をメインにチェンジ。当初は松本の肖像画が壁に飾られていたが、いつしか大悟(44)の肖像画に差し替えられた。

 フジテレビの港浩一社長は先月末の定例社長会見で、松本に関して、「一般的に、説明がないまま復帰するっていうのは考えにくいと思います」と距離を置くような発言をしている。

ダウンタウンは、上京後は『とんねるず』が強力なライバルでした。そして港社長はフジテレビきっての『とんねるず』派。伝説のバラエティー番組『とんねるずのみなさんのおかげです』のディレクターやプロデューサーを務め、木梨憲武がよく港社長のものまねをしていたことでも有名です。松本さんとはそこまでズブズブの間柄ではないのでしょう。松本さんが“戻ってくる可能性がある番組”を一つ一つ潰すことで、フジテレビは彼を復帰させる環境そのものを断とうとしているようにも映ります。日本テレビ系の『ガキの使い』や『ダウンタウンDX』のように“松本さんを待つ”という姿勢は感じられません」(テレビ局制作スタッフ)

 とはいえ松本がアマゾンプライムやHuluなどネット配信番組で復帰すれば世間は大注目するだろう。訴訟も終わり、あとは復帰するのみ。松本の次の一手に注目が集まる。

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