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渡邉寧久演芸評論家・エンタメライター

新聞社文化部記者、テレビ局ウェブサイト芸能デスクなどを経て演芸評論家・エンタメライターに。東京新聞に「渡辺寧久の推し芸人」などを連載中。文化庁芸術選奨の選考委員、国立劇場専門委員、浅草芸能大賞専門審査委員などを歴任。台東区主催の芸術イベント「江戸まちたいとう芸楽祭」(名誉顧問ビートたけし)の実行委員長を務める。2024年夏から、新宿2丁目のミニ演芸場「シン・道楽亭」の運営にも携わっている。

春風亭一花 女性性を超越した「引き算の美学」

公開日: 更新日:

 NHK新人落語大賞では戴冠とならなかったが、審査員5人のうち、落語家の桂文珍と柳家権太楼が10点満点をつけていたことが、実力のほどを物語る。

 2014年に寄席で前座修業を始めて丸10年が過ぎた。まったく口やかましくない師匠一朝の唯一の教えは「これが私だっていう噺を見つけなさい」。「駆け込み寺」や「厩火事」「粗忽の釘」などが一花の血肉になりつつある。

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