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ラリー遠田お笑い評論家

1979年、愛知県名古屋市生まれ。東大文学部卒。テレビ番組制作会社勤務を経てフリーライターに。現在は、お笑い評論家として取材、執筆、イベント主催、メディア出演。近著に「松本人志とお笑いとテレビ」(中央公論新社)などがある。

キングオブコント2024優勝ラブレターズの哀愁漂うコントは、年齢を重ねたことでより味わいを増した

公開日: 更新日:

 コント日本一を決める大会「キングオブコント」は、漫才の大会「M-1グランプリ」と並んで、お笑い界で最も注目されるイベントである。昨年10月に行われた「キングオブコント2024」で見事に優勝を果たしたのが、塚本直毅と溜口佑太朗の2人から成るお笑いコンビ・ラブレターズである。

 塚本はもともと放送作家を目指していて、そのための勉強をしていた。一方の溜口は劇団で俳優としての活動を行っていた。そんな2人が出会い、試しにコンビを組んでコントをやってみることにした。彼らは2008年に始まったばかりの第1回の「キングオブコント」の予選に挑んだ。

 しかし、あっさり1回戦で敗れてしまった。彼らは再起を誓い、09年に正式にコンビを結成して、芸人としての活動を本格的に始めることになった。

 塚本と溜口はどちらも小柄で、おとなしそうに見えるところがある。彼らはそんな自分たちのキャラクターを生かして、人間の哀愁が感じられるようなコントを演じていた。

 最初は俳優として実績のある溜口の演技力が際立っていたが、徐々に塚本の狂気じみた人物を演じるときの没入型の演技も注目されるようになり、それぞれがラブレターズのコントを構成するパーツとして不可欠なものになっていった。

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