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てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

山田五郎が雑誌作りで得た「好きになることが仕事」のノウハウ

公開日: 更新日:

「ちょうどその頃『山田五郎を作ろう』ムーブメントがあったんだよ」
 (山田五郎/テレビ東京系「伊集院光&佐久間宣行の勝手にテレ東批評」3月15日放送)

  ◇  ◇  ◇

 時計、美術、街、ファッション、マンガ……あらゆるジャンルに詳しく、近年ではアート系YouTuberとしても人気な山田五郎(66)。そんな彼が「山田五郎」誕生秘話を話し始めた一言を今週は取り上げたい。拾った高級シャープペンシルに「山田」と書かれていたため、「じゃあ、俺が山田になればいいやってところから始まった」という。それを聞いた伊集院光はそもそも本名でないことに驚いていた。

 山田の言う「その頃」とは1991年ごろのこと。山田は講談社の社員で雑誌「Hot-Dog PRESS」の編集者だった。当時、えのきどいちろうが単行本を出すことになったが、そのタイトルを勝手に決められそうになっていて困っていた。どうやったら円満に断れるかと話し合い、「そのタイトル、既にあることにしちゃいましょう」となり、急きょ「Hot-Dog PRESS」に同名のコーナーを作った。

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