フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏＆港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

フジテレビ（Ｃ）日刊ゲンダイ

　3月31日、フジテレビおよびフジ・メディア・ホールディングス（FMH）が公表した第三者委員会の調査報告書で、2023年6月2日に自宅で起こった女性トラブルは、「業務の延長線上における性暴力」と認定された元SMAPの中居正広氏（52）。中居氏のトラブルへの直接関与はないものの、果たした役割の大きさが指摘されているのがフジ編成幹部だったB氏だ。

　中居氏のトラブルに至るまで、B氏は外資系ホテルのスイートルームでの飲み会や中居氏宅のBBQなどの食事会に、被害女性を誘ったり同席させたりしている。

「B氏の（直接の）関与はなかったが、業務の延長だと認定されている。類似事案にもBはかなり出てきている。今、この報告書で指摘されているところでみると問題が多かった社員だと私自身は認識している」

「事実関係を確認し、厳正に処分するつもりです」

　同社の清水賢治社長も、B氏についてこうコメントしている。

■B氏自身のセクハラ行為も認定