フジテレビ“元社長候補”B氏が中居正広氏を引退、日枝久氏&港浩一氏を退任に追い込んだ皮肉

公開日: 更新日:

 
「B氏は23年6月に編成部長に就任していますが、中居氏のほかにダウンタウン松本人志の番組など人気バラエティーを数多く担当してきたことで、順調に出世の階段を上がってきました。今回、B氏がまるで中居氏の“パシリ”のごとく立ち回り、フジが当初否定していた上納のような行為が認められています。今回の問題が発覚する直前まで、B氏が“将来の社長候補”と言われていたところがフジの企業体質の異常さを物語っています」(スポーツ紙記者)

 B氏は別の飲み会で女性アナウンサーを番組出演者の男性と2人きりにして、置き去りにしている。その後、男性が女性の前で下半身を露出する行為に発展。B氏の置き去り行為は常習的だったと指摘されている。さらに、後輩社員の身体を触ったり、キスをするなどB氏自身のセクハラも発覚している。
 
「内部調査によって立場の弱い女性社員に対する自身の悪事が認定されたB氏は、結果的に関係が深かった中居氏を引退に追い込んだ1人になってしまいました。さらに、B氏を重用してきた港浩一前社長だけでなく、ドンとして長年君臨してきた日枝久氏を退任させるなど、フジの体質を象徴する役員を一掃。皮肉なことに、B氏はフジテレビが一変するきっかけとなった救世主という見方もできます」(芸能ライター)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    日本中学生新聞が見た参院選 「参政党は『ネオナチ政党』。取材拒否されたけど注視していきます」

  2. 2

    松下洸平結婚で「母の異変」の報告続出!「大号泣」に「家事をする気力消失」まで

  3. 3

    松下洸平“電撃婚”にファンから「きっとお相手はプロ彼女」の怨嗟…西島秀俊の結婚時にも多用されたワード

  4. 4

    阪神に「ポスティングで戦力外」の好循環…藤浪晋太郎&青柳晃洋が他球団流出も波風立たず

  5. 5

    俺が監督になったら茶髪とヒゲを「禁止」したい根拠…立浪和義のやり方には思うところもある

  1. 6

    (1)広報と報道の違いがわからない人たち…民主主義の大原則を脅かす「記者排除」3年前にも

  2. 7

    自民両院議員懇談会で「石破おろし」が不発だったこれだけの理由…目立った空席、“主導側”は発言せず欠席者も

  3. 8

    参政党のSNS炎上で注目「ジャンボタニシ」の被害拡大中…温暖化で生息域拡大、防除ノウハウない生産者に大打撃

  4. 9

    自民党「石破おろし」の裏で暗躍する重鎮たち…両院議員懇談会は大荒れ必至、党内には冷ややかな声も

  5. 10

    “死球の恐怖”藤浪晋太郎のDeNA入りにセ5球団が戦々恐々…「打者にストレス。パに行ってほしかった」