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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

広末涼子が逮捕以前に映画主演オファーを断っていたワケ

公開日: 更新日:

「少しでも撮影していれば、製作側は大損になります。製作のためのカメラやスタッフのスケジュールを数カ月単位で押さえているはずですし、他の出演者も含めてギャラが発生している。中止を決めても損害は出ます」

 そのプロデューサーは「私も彼女にオファーしようと思っていましたが、刑事事件はダメです。少なくとも2年は仕事ができないでしょう」と言う。すでに5月に予定された2つの朗読劇は中止になった。どちらも客席1000人以上の規模だっただけに、払戻金も相当額になる。

 なぜ、こんなことになってしまったのか。

 僕は彼女が独立したことに問題の原因があると思っている。以前の事務所は、彼女のデビューから担当してきた人物がいて、一緒に事務所を大きくしていった。今では戸田恵梨香有村架純吉瀬美智子ら売れっ子女優が多数在籍し、広末に対してもきちんとモノを言うことができ、人知れずフォローや後処理もできていた。つまり、タレントをこのようなスキャンダルから守ることができた。

 広末が今後を考えているのなら、善後策として早急に記者会見を開き細部まで話をすることだ。そうすれば、次の仕事の時にいろいろと蒸し返されることはないと思う。周囲も広末なら「何でもあり」だと思っているからだ。

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