中村七之助の結婚で期待高まる…歌舞伎界の「次世代プリンス」が身を固めるとき

公開日: 更新日:

団十郎より次世代プリンスに期待する歌舞伎界

 そんな歌舞伎界には、七之助に続く“次世代プリンス”が続々。七之助の堀越学園高校時代の1学年下の後輩、尾上松也(40)もそのひとりである。香川照之(59)ら実力者歌舞伎役者が活躍したドラマ「半沢直樹」(TBS系)シリーズに出演、ディズニー映画「モアナと伝説の海」「ウィッシュ」の声優に抜擢されるなど、歌舞伎以外の活躍も目覚ましい。

 さらに下には2017年に「スーパー歌舞伎II ワンピース」の公演中にケガで降板した市川猿之助(49)の代役で脚光を浴びた、尾上右近(32)も注目されている。彼もまた、ディズニーアニメ映画「ライオン・キング」に声優として出演。2人とも“ディズニープリンス”でもある。

「結婚を期待されている一番は松也さん。その昔、前田敦子さんとの交際を報じられた色男も高校時代から仲良しの七之助さんに影響されて急にシフトチェンジするんじゃないか、という話が流れています。これを機に結婚ラッシュが始まって欲しい、と期待している歌舞伎関係者が多い。実は22年からの市川団十郎白猿(47)の襲名披露興行の伸び悩みは深刻だったようで、若きプリンスたちが盛り上げてくれるのを心待ちにしているんです」(舞台関係者=前出)

 七之助の結婚を機に、梨園の妻が続々誕生することを待ち望んでいるようだ。

  ◇  ◇  ◇

 「シンペイ」で映画初主演を果たしたのは中村橋之助。【もっと読む】『シンペイ』で映画初主演 中村橋之助さん「歌舞伎役者」としての節目を振り返る…では、本人が撮影の様子などを本紙インタビューで答えている。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • 芸能のアクセスランキング

  1. 1

    亡き長嶋茂雄さんの長男一茂は「相続放棄」発言の過去…身内トラブルと《10年以上顔を合わせていない》家族関係

  2. 2

    朝ドラ「あんぱん」豪ちゃん“復活説”の根拠 視聴者の熱烈コールと過去の人気キャラ甦り実例

  3. 3

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  4. 4

    “名門小学校”から渋幕に進んだ秀才・田中圭が東大受験をしなかったワケ 教育熱心な母の影響

  5. 5

    「時代と寝た男」加納典明(17)病室のTVで見た山口百恵に衝撃を受け、4年間の移住生活にピリオド

  1. 6

    中居正広氏に降りかかる「自己破産」の危機…フジテレビから数十億円規模損害賠償の“標的”に?

  2. 7

    “バカ息子”落書き騒動から続く江角マキコのお騒がせ遍歴…今度は息子の母校と訴訟沙汰

  3. 8

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  4. 9

    「こっちのけんと」の両親が「深イイ話」出演でも菅田将暉の親であることを明かさなかった深〜いワケ

  5. 10

    長嶋一茂が父・茂雄さんの訃報を真っ先に伝えた“芸能界の恩人”…ブレークを見抜いた明石家さんまの慧眼

もっと見る

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    上白石萌音・萌歌姉妹が鹿児島から上京して高校受験した実践学園の偏差値 大学はそれぞれ別へ

  2. 2

    大谷 28年ロス五輪出場が困難な「3つの理由」とは?

  3. 3

    学力偏差値とは別? 東京理科大が「MARCH」ではなく「早慶上智」グループに括られるワケ

  4. 4

    ドジャース大谷の投手復帰またまた先送り…ローテ右腕がIL入り、いよいよ打線から外せなくなった

  5. 5

    よく聞かれる「中学野球は硬式と軟式のどちらがいい?」に僕の見解は…

  1. 6

    備蓄米報道でも連日登場…スーパー「アキダイ」はなぜテレビ局から重宝される?

  2. 7

    進次郎農相の「500%」発言で抗議殺到、ついに声明文…“元凶”にされたコメ卸「木徳神糧」の困惑

  3. 8

    長嶋茂雄さんが立大時代の一茂氏にブチ切れた珍エピソード「なんだこれは。学生の分際で」

  4. 9

    (3)アニマル長嶋のホームスチール事件が広岡達朗「バッドぶん投げ&職務放棄」を引き起こした

  5. 10

    米スーパータワマンの構造的欠陥で新たな訴訟…開発グループ株20%を持つ三井物産が受ける余波