阿部寛「キャスター」の取材手法は違法スレスレ…リアル番組だったらBPO案件だらけ?

公開日: 更新日:

ところで、ヒコロヒーの清掃員は何者?

 ドラマのテレビ局JBNはTBSのイメージなのだが、自虐ネタということ?

「いずれもBPOの『番組上の演出や表現方法、取材方法に重大な放送倫理違反あり』で審議され、『意見公表』の対象です。ドラマとはいえでたらめすぎます。たしかに、時に強引な取材もしなければ真相をつかめなかったりしますが、『キャスター』みたいなことをやったら、権力に放送介入の口実を与えてしまいます」(前出の報道部記者)

 第1話の冒頭に「やれ芸能人が不倫すれば追い掛け回し、……誇張して面白おかしく放送する。そんなクズがわれわれだ」という進藤のセリフがあったのだが、準主役の総合演出・崎久保華を演じている永野芽郁に二股不倫が発覚。追い掛け回す方ではなく、追い掛け回される方だったとはなんとも皮肉だ。

 ところで、毎回ちょこっと出てくるヒコロヒーの清掃員、ただの掃除のおばさんじゃなさそう。JBN会長(高橋英樹)のスパイか何かだと思うよ。

(海原かみな/コラムニスト)

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    草間リチャード敬太容疑者が逮捕…コンビニバイトと掛け持ちの苦労人だったが横山裕のセレクトに難あり?

  2. 2

    「えげつないことも平気で…」“悪の帝国”ドジャースの驚愕すべき強さの秘密

  3. 3

    自民党は戦々恐々…公明党「連立離脱」なら次の衆院選で93人が落選危機

  4. 4

    俺と巨人ガルベスの大乱闘の一部始終…落合博満さんのヘッドロックには気を失いかけた

  5. 5

    マエケンの「DeNA入り」が急浮上! 古巣広島まさかのNO、巨人はマー君が足かせで動けず

  1. 6

    まさかの故障で失意の最中「お前はラッキー」…トシさんの言葉がなければ今の俺はいない

  2. 7

    DeNA次期監督候補に谷繁元信氏が浮上…南場智子オーナーのイチオシ、本人も願ったりかなったり

  3. 8

    米倉涼子の"体調問題"が各界に波紋…空白の1カ月間に一体何が? ドラマ降板情報も

  4. 9

    参政党の党勢拡大に早くも陰り…「聖地」加賀市で“親密”現職市長が惨敗落選の波乱

  5. 10

    公明党が「自民との連立離脱も辞さず」の背景…まさかの“国政撤退”もあり得る深刻事情