著者のコラム一覧
てれびのスキマ 戸部田誠ライタ―

1978年生まれのテレビっ子ライター。最新著「王者の挑戦『少年ジャンプ+』の10年戦記」(集英社)、伝説のテレビ演出家・菅原正豊氏が初めて明かした番組制作の裏側と哲学をまとめた著者構成の「『深夜』の美学」(大和書房)が、それぞれ絶賛発売中!

30代からは知識と哲学が必要に…「先生」の教えを守り東野幸治は信頼のあついMCになれた

公開日: 更新日:

「15年前、(島田)紳助さんが引退してから代理司会ずーっとやっております」
東野幸治日本テレビ系「ダウンタウンDX」4月24日放送)

  ◇  ◇  ◇

 東野幸治はこの春、「行列のできる相談所」「東野・岡村の旅猿」(ともに日本テレビ系)、「ワイドナショー」(フジテレビ系)というMCを務めていた番組を一気に失った。そんな中、ダウンタウン・浜田雅功が休養に入り、「ダウンタウンDX」の代理司会の仕事が舞い込んだ。そのオープニングで語った一言が今週の言葉だ。

「行列のできる相談所」は島田紳助から引き継いだ番組で、「ワイドナショー」も本来は松本人志がメインだった番組。だから、自分の番組だというよりも“賃貸物件”のような感覚だったという。だから、終了を告げられたときも「そらそやろ」と思った。そもそも「テレビタレントってそういう因果な宿命というか、そう思って入ってきてるし。時給の良いフリーターの気持ち」(テレビ朝日系「耳の穴かっぽじって聞け!」2025年3月31日)というのが、東野のタレントとしてのスタンスだ。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    巨人・田中将大はヤンキースに未練タラタラ…「一途な200勝男」は復帰願望を周囲にこぼしていた

  2. 2

    阪神・才木浩人はドジャース入りで大谷と共闘の現実味…「佐々木朗希より上」の評価まで

  3. 3

    カムバック星野監督の“2カ月20kg”の無茶ぶりに「嫌です」なんて言えるはずもなく…

  4. 4

    今オフ日本史上最多5人がメジャー挑戦!阪神才木は“藤川監督が後押し”、西武Wエースにヤクルト村上、巨人岡本まで

  5. 5

    高市早苗氏は頼みの党員・党友支持に急ブレーキで決戦シナリオ破綻…陣営が迫られる「地獄の選択」

  1. 6

    不世出のストライカー釜本邦茂さんが草葉の陰から鹿島18歳FWの「代表入り」をアドバイス

  2. 7

    国民民主党“激ヤバ”都議に「免許不携帯」疑惑 日刊ゲンダイの直撃にブチ切れ!【動画あり】

  3. 8

    ヤクルト村上宗隆の「メジャー契約金」は何億円?

  4. 9

    そうだ、風邪をひけばいいんだ!減量に行き詰まった末、裸同然で極寒の庭へ飛び出した

  5. 10

    ロッテ佐々木朗希は母親と一緒に「米国に行かせろ」の一点張り…繰り広げられる泥沼交渉劇