『バチェラー6』第3話を正直レビュー! いまだ久次米さんのツボがわかりません。決め手は「LOVE」より「自然体」なのか? となると…
走りながら、どうやってアピールするのが正解なんだろうか
『バチェラー・ジャパン』シーズン6を、シリーズの大ファンである筆者が、正直にレビュー。今回は第3話です。村岡さん、河地さん、田﨑さん、小川さんの4人がグループデートに繰り出すところからはじまります。
【『バチェラー6』を勝手に考察】
アクティブデートというので、どんな遊びをするのかと思いきや、なんとランニングからスタート。ランニングは久次米さんの毎朝の日課だそうです。しかし、走りながらだとちゃんと会話できませんよね。楽しそうにしておくのが正解なのか?
走ったあとは汗を流すためにプールへ。2ショットに指名されたのは、かき氷屋・河地さん。河地さんは、ここまで一度も久次米さんと話すチャンスがありませんでした。まったくいいところを見せることができていない。
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そんな河地さんが選んだトークテーマは、「なぜこの旅に参加したのか」。きっかけは、90歳のおばあちゃんの言葉だったと、涙ながらに語ります。ところが、久次米さんが食いついたのは「90歳」のほう。「おばあちゃんは長生きすると思う」的なコメントに、河地さんもちょっと困惑していました。
こういう会話のズレって、あるあるですよね。河地さん、もっと楽しい話題をチョイスすればよかったね。
続いて田﨑さんとの2ショットです。初回のローズセレモニーでも、「もっと話す時間がほしい」と直談判していた田﨑さん。「一輝くんに一目惚れした」とストレートに想いを伝えます。いいですね!
ただ、久次米さんには、まったく刺さってなさそう。久次米さんは、良くも悪くも感情の起伏が見えてこないので、何を考えているかわかりません。これがモテる男の所作なのかしら……。
マッスルポーズにキュンとした人、いません?
そのあと全員でプール遊びした際、久次米さんがマッスルポーズを披露する場面がありました。女性陣からポージングを催促された久次米さん。戸惑いつつも、「や、やるか」とポーズ。これにキュンとした人いませんか?
普段なら絶対にやらないんだけど、「そうだ、俺バチェラーだった、やらなきゃ」という内面が透けて見えて、個人的には最高でした。久次米さんの真面目さと人の良さを感じる良いシーンです。
驚きだったのはこのあと。なんと、村岡さんにサプライズローズが渡されたこと。「え!?」と思ったのは私だけじゃないはず。全然そんな雰囲気なかったよね? ただ筋肉を褒めて、マッスルポーズをお願いしただけなのに……。「一目惚れした」発言よりも、そっちのほうが刺さるだなんて……。
“演じてない久次米さん”が見られた気がした
続いて、2ショットデートに誘われたのは、辻󠄀本さんでした。他愛もない会話(いい意味で)が続いていましたが、久次米さんが自然に笑っていたのが印象的。やっと“演じてない久次米さん”が見られた気がしました。
船の上でサンセットを見るシーンは非常にロマンチックでしたね。そしてサプライズローズを辻󠄀本さんに渡します。
ただ……渡し方が絶妙に下手だったような……。直前の会話がよかったので、その流れで渡せばよかったのに、多分辻󠄀本さんを驚かせたかったのでしょう。謎の間ができたあと、そ〜っと渡す形に。ここぞというときに決めきれない久次米さん。辻󠄀本さんも一瞬、「ん?ローズないのかな?」みたいな顔をしていましたよね。まぁ、結果オーライなんですけど。
やっときた、西田祥子のターン!
カクテルパーティーでは、やっと西田祥子さんのターンが! 話題は「喜怒哀楽」について。真面目な話でした。本人的には手応えを感じているようでしたが、その方向性でいいのか!? 西田さんの魅力って、ワイワイするところじゃないの!? やはり限られたチャンスを活かそうと思うと、深い話に持っていきたくなっちゃうのかな。
続いて、石森美月季さん。久次米さんとは旅への参加前からの知り合いです。私は石森さんに関しては、やる気が感じられず、早々に脱落かなと予想していました。が、今回の会話を見ていたら残りそうな感じが見えてきました。
別にこれといった話はしていないけれど、久次米さんがとても自然体に見えます。判断基準が「LOVE」ではなく、「自然体」なのはどうかと思いますが、今のところこれしか見極める方法がない。
そして、情熱的に久次米さんに迫る田﨑さん。「ほかの誰よりも、一輝くんのことが好き」と、またしてもどストレートに告白。いいんですけど、「どこが好き」かも言ってあげて〜。久次米さん、ちょっと困ってるように見えました。
今回のローズセレモニーで残るのは10人。脱落したのは、田﨑さんと河地さんでした。田﨑さんの全力の想いは、久次米さんには届かなかったようです。押しすぎてしまったよな〜。
いまだ久次米さんのツボがわかりません
河地さんはローズセレモニーで心のこもった手紙攻撃をしましたが、こちらも玉砕。二人とも、もっと暴れまわる姿を期待していただけに残念です。むしろ、加藤さんはなぜ残ったのか? 単純に久次米さんのタイプなのかな。何をすれば久次米さんに刺さるのか、全然わかりません!
次回はホワイトローズが登場するので、ビッグな事件が起きることを期待します!
『バチェラー・ジャパン』シーズン6概要
配信開始日:2025年6月5日(木) 20時より独占配信開始
話数:全9話
6月5日(木)20時 第1話-第4話
6月12日(木)20時 第5話-第7話
6月19日(木)20時 第8話-第9話
製作:Amazon
©2025 Warner Bros. International Television Production Limited. All Rights Reserved
※配信内容・スケジュールは予告なく変更になる場合がございます。
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『バチェラー・ジャパン』6代目バチェラープロフィール
久次米 一輝(くじめ かずき)
30 歳・東京都出身・医師。趣味はランニング、バイクツーリング、ドライブ。10代でイギリスに留学。順天堂大学医学部を卒業後、 順天堂大学医学部附属順天堂医院で初期臨床研修を修了し、形成外科に入局。現在は、父が理事長を務める共立美容外科に入職。
(中村未来/ライター)