著者のコラム一覧
本多正識漫才作家

1958年、大阪府生まれ。漫才作家。オール阪神・巨人の漫才台本をはじめ、テレビ、ラジオ、新喜劇などの台本を執筆。また吉本NSCの名物講師で、1万人以上の芸人志望生を指導。「素顔の岡村隆史」(ヨシモトブックス)、「笑おうね生きようね いじめられ体験乗り越えて」(小学館)などの著書がある。新著「1秒で答えをつくる力──お笑い芸人が学ぶ『切り返し』のプロになる48の技術」(ダイヤモンド社)が発売中。

「自分が頼むなら、僕は選ばないかな…」と言う橋下徹に、出演者が「選ばんのかえ!」と総ツッコミ

公開日: 更新日:

 大阪府知事・大阪市長を経て、現在は政治評論家、コメンテーターと幅広く活躍されていますが、私の知っている「橋下徹さん」は茶髪にサングラスでテレビ界を席巻しておられた頃です。関西の弁護士会の会長さんとご一緒することが多くあり「あの橋下は言うこと聞きよらへん!」とお会いするたびに怒っておられたので、橋下さんをゲストにお呼びする際もプロデューサーから「大丈夫かいな?」という声が上がりました。ところが事前打ち合わせに行ったディレクターの「むっちゃいい人ですよ!」の一言で出演が決まりました。

 本番当日、トレードマークの茶髪ではありましたがサングラスはしておらず、拍子抜けするほど腰の低い方で、人懐っこい笑顔が印象的でした。

「弁護士といえば地味なスーツを着て、七・三に分けた髪の毛で、よほど有名な方以外は誰がいても同じように見えるでしょ。あれじゃつまんないでしょ。人権を大切に個性を大切にと言いながら、弁護士の個性は許さないっていうのは違うと思うんですよ。僕は自分の格好は許容範囲だと思ってます」と自己紹介を兼ねた説明をされました。「でも自分が頼むなら、僕は選ばないかな……」という発言に出演者から「選ばへんのかえ!」と総ツッコミ(笑)。

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