「自分が頼むなら、僕は選ばないかな…」と言う橋下徹に、出演者が「選ばんのかえ!」と総ツッコミ
大阪府知事・大阪市長を経て、現在は政治評論家、コメンテーターと幅広く活躍されていますが、私の知っている「橋下徹さん」は茶髪にサングラスでテレビ界を席巻しておられた頃です。関西の弁護士会の会長さんとご一緒することが多くあり「あの橋下は言うこと聞きよらへん!」とお会いするたびに怒っておられたので、橋下さんをゲストにお呼びする際もプロデューサーから「大丈夫かいな?」という声が上がりました。ところが事前打ち合わせに行ったディレクターの「むっちゃいい人ですよ!」の一言で出演が決まりました。
本番当日、トレードマークの茶髪ではありましたがサングラスはしておらず、拍子抜けするほど腰の低い方で、人懐っこい笑顔が印象的でした。
「弁護士といえば地味なスーツを着て、七・三に分けた髪の毛で、よほど有名な方以外は誰がいても同じように見えるでしょ。あれじゃつまんないでしょ。人権を大切に個性を大切にと言いながら、弁護士の個性は許さないっていうのは違うと思うんですよ。僕は自分の格好は許容範囲だと思ってます」と自己紹介を兼ねた説明をされました。「でも自分が頼むなら、僕は選ばないかな……」という発言に出演者から「選ばへんのかえ!」と総ツッコミ(笑)。