大谷がいくら打っても「ザルで水」…今季ワースト9戦連続本塁打なしより深刻なドジャース大投壊
大谷翔平(30=ドジャース)に9試合連続本塁打が出ていない。「9試合続けて一発がないのは今季ワーストだ」と、日本のメディアが騒いでいる。
しかし、心配はいらない。日本時間12日のパドレス戦は2点リードの九回、今季5本目となる三塁打を右中間へ。連続試合安打を「8」に伸ばすと、後続の適時打でダメ押しとなる5点目のホームを踏んだ。
最近は毎試合、安打を放っているし、センター中心に左方向への打球も増えている。一発こそ出ていないものの、好調時の状態をキープしているだけに、本塁打が生まれるのは時間の問題だ。
それより何より、ひどいのは投手陣。8日にローテーション右腕のゴンソリン(31)が右肘の違和感で離脱。
先発として固定されているのは山本由伸(26)、メイ(27)、カーショー(37)の3人だけになったからだ。
メイはトミー・ジョン手術明け、山本は昨年、肩を痛めていて、ともに中5日がベスト。割を食ったベテランのカーショーが中4日で投げているほど。残る先発の2人はとっかえひっかえ。それでも間に合わず、大差をつけられ、試合途中から野手が登板した11日のようなブルペンデー兼捨て試合をつくらざるを得ないのが現状だ。