著者のコラム一覧
田中幾太郎ジャーナリスト

1958年、東京都生まれ。「週刊現代」記者を経てフリー。医療問題企業経営などにつ いて月刊誌や日刊ゲンダイに執筆。著書に「慶應幼稚舎の秘密」(ベスト新書)、 「慶應三田会の人脈と実力」(宝島新書)「三菱財閥 最強の秘密」(同)など。 日刊ゲンダイDIGITALで連載「名門校のトリビア」を書籍化した「名門校の真実」が好評発売中。

女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ

公開日: 更新日:

「思った以上に健闘している」とTBS関係者が語るのは昨春、関口宏(81)から「サンデーモーニング」の総合司会を引き継いだ元NHKアナウンサーの膳場貴子(50)について。1桁で低迷することも予想された世帯視聴率も2桁台に乗せている週が多い。「上昇志向の強い彼女だから踏ん張れている」と同関係者はみている。

 より高みを目指す姿勢はその学歴にも表れている。父は超進学校の東京教育大付属駒場(現筑波大付属駒場)から慶応大経済学部を経て大手商社に入ったエリート。3姉妹の末っ子の膳場は7歳まで父の赴任先の旧西ドイツで暮らした。

 帰国すると世田谷の区立小学校に入学。中学受験して、私立女子中高一貫“御三家”の女子学院に合格した。御三家の他の2校(桜蔭、雙葉)と比べ、リベラルな雰囲気が強い。校則はほとんどなく、制服もない。生徒の自主性を重んじているのだ。

「勉強をよくする子から遊びまくる子まで千差万別。といっても、落ちこぼれる生徒はほとんどいないのも女子学院の特徴」と同校の元教員。「地頭がいい生徒が多かった」と振り返る。

■関連キーワード

最新の芸能記事

日刊ゲンダイDIGITALを読もう!

  • アクセスランキング

  • 週間

  1. 1

    参政党が消せない“黒歴史”…党員がコメ農家の敵「ジャンボタニシ」拡散、農水省に一喝された過去

  2. 2

    極めて由々しき事案に心が痛い…メーカーとの契約にも“アスリートファースト”必要です

  3. 3

    遠野なぎこさんを追い詰めたSNSと芸能界、そして社会の冷酷無比な仕打ち…悲惨な“窮状証言”が続々

  4. 4

    ドジャース大谷翔平がついに“不調”を吐露…疲労のせい?4度目の登板で見えた進化と課題

  5. 5

    “お荷物”佐々木朗希のマイナー落ちはド軍にとっても“好都合”の理由とは?

  1. 6

    清水賢治社長のセクハラ疑惑で掘り起こされるフジテレビの闇…「今日からシリケン」と“お触り続行”の過去

  2. 7

    カブス鈴木誠也「夏の強さ」を育んだ『巨人の星』さながら実父の仰天スパルタ野球教育

  3. 8

    千葉を「戦国」たらしめる“超過密日程”は今年の我が専大松戸に追い風になる手応えを感じています

  4. 9

    趣里はバレエ留学後に旧大検に合格 役者志望が多い明治学院大文学部芸術学科に進学

  5. 10

    参政党が参院選で急伸の不気味…首都圏選挙区で自公国が「当選圏外」にはじかれる大異変