女子学院から東大文Ⅲに進んだ膳場貴子が“進振り”で医学部を目指したナゾ
「思った以上に健闘している」とTBS関係者が語るのは昨春、関口宏(81)から「サンデーモーニング」の総合司会を引き継いだ元NHKアナウンサーの膳場貴子(50)について。1桁で低迷することも予想された世帯視聴率も2桁台に乗せている週が多い。「上昇志向の強い彼女だから踏ん張れている」と同関係者はみている。
より高みを目指す姿勢はその学歴にも表れている。父は超進学校の東京教育大付属駒場(現筑波大付属駒場)から慶応大経済学部を経て大手商社に入ったエリート。3姉妹の末っ子の膳場は7歳まで父の赴任先の旧西ドイツで暮らした。
帰国すると世田谷の区立小学校に入学。中学受験して、私立女子中高一貫“御三家”の女子学院に合格した。御三家の他の2校(桜蔭、雙葉)と比べ、リベラルな雰囲気が強い。校則はほとんどなく、制服もない。生徒の自主性を重んじているのだ。
「勉強をよくする子から遊びまくる子まで千差万別。といっても、落ちこぼれる生徒はほとんどいないのも女子学院の特徴」と同校の元教員。「地頭がいい生徒が多かった」と振り返る。