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城下尊之芸能ジャーナリスト

1956年1月23日、福岡県北九州市生まれ。立教大学法学部卒。元サンケイスポーツ記者。82年、「モーニングジャンボ 奥様8時半です」(TBS)の芸能デスクとなり、芸能リポーターに転身。現在は「情報ライブ ミヤネ屋」(読売テレビ)、「朝生ワイド す・またん」(読売テレビ)、「バイキング」(フジテレビ)に出演中。

東山紀之はいつ芸能界に戻ってくるのか…藤島ジュリー景子氏の告発本出版で思う

公開日: 更新日:

 旧ジャニーズ事務所の藤島ジュリー景子元社長(58)が、その半生を語ったインタビュー本を7月半ばに出版する。その発売を前に出版元の新潮社から本の冒頭50ページほどが公開された。

 本を出版することについては「被害者の皆さんに対する補償の枠組みが整ってきたこと」「心と頭の整理ができてきたこと」「芸能関係の仕事から一切離れたこと」「記録として残したい」などと説明している。

 故・ジャニー喜多川氏の性加害問題、母・藤島メリー泰子氏との確執、SMAPの解散、嵐のデビューから来年の活動終了を受けてなど、その内容は多岐にわたる。

 しかし、このニュースを聞いて僕が気になったのは、東山紀之(58)の今後の動向だった。

 東山は旧ジャニーズ問題が出た後、芸能界をきっぱり引退し、「SMILE-UP.」社の社長として被害者に対する補償問題に取り組んできた。藤島氏が言うようにそれが一段落してきたというのなら、時期を見て芸能活動に戻る布石にもなるのではないだろうか。被害者のケア・補償という主たる業務がなくなってきているわけで、残務処理は藤島氏に任せ、社長業から降りてしまう可能性もある。

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