假屋崎省吾氏「軽井沢7億円別荘」公開! 遅咲きの華道家が巨万の富を築くまでの紆余曲折

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■明大夜間部から早大二文に進んでから華道家の道へ

 もっとも、假屋崎氏の華道家としての道は、決して順風満帆ではなかったようだ。明治大学夜間部を経て、早稲田大学第二文学部に入学。華道家を目指しのは23歳からと遅咲き。アルバイトをしながら、いけばな「草月流」本部教室に入学し、家元で映画監督でもあった勅使河原宏氏に師事。勅使河原氏にその才能を認められ、一気に華道界に知られるようになる。

「生け花の世界は、家元を頂点とするピラミッド構造になっていて、教室の生徒が免許を取るまではかなり長い道のりです。そのための金銭投資も相当かかると言われています。しかし、假屋崎氏はその才能があまりに凄すぎて、勅使河原氏はそういう過程を一気に飛ばして彼を評価しました。その結果、假屋崎氏は多くの嫉妬を買い、草月流の本流から追い出される形になってしまいました」(知人)

 それでも、假屋崎氏の勢いは凄まじく、1996年のクリントン米大統領来日時に、花の総合プロデュースをしたことを機にメディアに大々的に取り上げられるようになった。

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