前澤友作氏「国産SNS」にひろゆき氏が参戦も…立ちはだかる障壁と日本のITが世界で勝てないワケ
「サービス上での匿名実名関係なく、裏側では全ユーザーの本人確認(マイナンバーカードや免許証など)が取れていること」「AIを平和的にフル活用すること」
「詐欺広告や誇大広告は絶対に許さないこと」
「誹謗中傷・名誉毀損・デマ・差別・ヘイトスピーチなど、法律や規約に反する投稿のない健全なPFを目指すこと」
特にハードルが高いと話題になっているのが、ユーザーが1株を持つことや公的書類による本人確認などだ。
■国産SNSは「mixi2」が厳しい結果に
ちなみに国産SNSといえば、昨年末に「mixi2」がリリースされたが、一過性の話題で落ち着いている。すでにXやFacebook、Instagramなど、SNSが充実している中で新規参入は極めて難しそうだが……。
「『mixi2』は招待が必須だったため、初動のユーザーが伸びなかったことも低迷した大きな要因でしょう。ほかにも、Xの対抗として注目された『Threads(スレッズ)』の場合、同じMeta社運営のFacebookやInstagramのように端末からの大量データ流出が懸念され、"本音で語れない"などの点からも、Xには及ばなかったとみられています。今回は前澤氏の発案であることから、一企業に個人情報を搾取されるのではないかという不安を感じるユーザーは少なくなりません。むしろ『mixi』を買収してグレードアップさせる方が現実的ではないでしょうか」(ITジャーナリスト)