志村けんさん急逝から5年、更地になった豪邸の記憶…いしのようことの“逢瀬の日々”
2020年3月に新型コロナによる肺炎で、突然この世を去った希代のコメディアン、志村けんさん(享年70)。志村さんが亡くなってから5年が経過しているが、遺族の相続問題もようやく一段落ついたようだ。東京・三鷹市にあった志村さんの豪邸が不動産会社の手に渡っていることはすでに報じられているが、7日配信の「NEWSポストセブン」によると、豪邸は解体され更地になっているという。
この豪邸は、今から30年ほど前に女性週刊誌の芸能記者だった筆者が連日張り込みをしていた思い出深い場所でもある。当時、志村さんと親密な関係にあったのが歌手で女優のいしのようこ(57)だった。いしのとのなれ初めについて、長年、志村さんと仕事関係にあり、飲み仲間でもあった番組制作会社プロデューサーのA氏はこう話す。
「石野真子の妹としてデビューした、いしのが出演していたドラマを見た志村さんが、『あの子、いいね』と気に入ったことで共演が実現しています。『ドリフ大爆笑』にゲスト出演したいしのの才能を見抜いた志村さんが、87年スタートの『志村けんのだいじょうぶだぁ』に誘ったところ、『コントなんかやったことがない』と初めは渋っていたようです。その後、相手役に抜擢され、『志村けんのバカ殿様』でもコメディエンヌとしての才能を開花させました」