鈴木福、三山凌輝にまで影響?《くまのプーさんのせい》と批判も…熊作品が"悪者"にされる背景と心理
■作品の中のクマにまで批判を浴びせる視聴者たち
人的被害が出ていながら駆除にあたって自治体などに抗議の電話をするクレーマーたちも困りものだが、「作品の中のクマ」にイチャモンを付ける人たちの心理も気になるところだ。明大講師の関修氏(心理学)がこう言う。
「くまのプーさんもテディベアも平常時には親しみやすいキャラとして受け入れられてきましたよね。震災があると連想できるシーンを不謹慎だと批判が起こったりするのと同じく、自分と異なる行動に対し、原因を求めたくなる心理。何かを標的にして批判することで、溜飲を下げるタイプの人がいます。それが今回、プーさんに向いたわけです。価値観は人それぞれで『クマを殺すのはかわいそうだ』と言う人は、プーさんがいてもいなくても同じことを言いますから。こうした世間の反応が芸能・文化活動にも影響する時代になっています」
くまのプーさんは、来年で原作デビューから100周年。ディズニーファンの胸中は複雑だろう。
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クマ対策をめぐって人間同士のトラブルが続く。関連記事【こちらも読む】北海道積丹町のクマ駆除めぐる「副議長vs猟友会」トラブルの行方…町役場には生徒誘拐脅迫メールが…では、人間同士で争う暇はないにもかかわらず発生する人間同時の争いについて伝えている。


















