著者のコラム一覧
柏木理佳生活経済ジャーナリスト

生活経済ジャーナリスト。FP(ファイナンシャルプランナー)、MBA(経営学修士)取得後、育児中に桜美林大学大学院にて社外取締役の監査・監督機能について博士号取得。一児の母。大学教員として経営戦略、マーケティングなどの科目を担当、現在は立教大学特任教授。近著「共働きなのに、お金が全然、貯まりません!」(三笠書房)など著書多数。

(52)不動産会社の倒産急増 詐欺にひっかからないよう要注意

公開日: 更新日:

 マンションが高騰していますが、一方、不動産会社の倒産は増えています。

「今、売れば利益確定できるけど、引っ越し先の物件も高騰しすぎて見つからない。賃貸物件に引っ越しする方法もあるけど賃貸物件も高騰しているので、住宅ローンの毎月の支払額に数万円追加しても足りない」と嘆いているのは吉川信二さん(仮名.55歳)です。

 都内では紹介物件が少なくなっているようです。先日、私も賃貸物件で詐欺に遭いました。

「居住中」だから内見できないけど、人気の物件だから、内見しないで「先行契約」を勧められました。大手不動産会社の名前を看板に掲げ、マンションの建物の玄関から、鍵を開けて廊下や部屋の前まで案内されました。

 確かに、最近は、新規物件が掲載されるとすぐに申し込みが入り、ほかの人に取られてしまいがちです。だから、部屋を内見せず、先行契約する方法が増えているようです。

 でも、私が遭遇した不動産会社の人は、内見中にマンションの居住者に会うたび、びくびくしていました。店内も新人の入れ替わりが多く、人数も多すぎるので、怪しく思い、再度、私は1人でマンションに行き、居住者を待ち伏せして確認すると「引っ越しする気もないし、不動産会社に依頼もしていない。詐欺ですよ。他にも同じように聞かれました」と言うではないですか。

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