具志堅用高さん(6)今から筋肉革命的生活を実践すれば100歳までタレントを目指せます
具志堅さんのお話をお聞きして、まさしく「ほとんど貧乏、ときどき贅沢」な暮らしを実践されていることに感銘を受けました。これは生物が幸せに生きるために最も大切なことです。これができているから、具志堅さんはチャンピオンを極め、さらに引退後も長くタレントとして活躍され、そして、誰からも愛されています。お人柄も非常に魅力的で誠実な方でした。
具志堅さんの基本は、まず全ての人生は我慢から始まる、ということです。天賦の才に恵まれていても、初めからチャンピオンになったわけではありません。努力を重ね、人を信じてついていき、ついに世界チャンピオンの座をつかんだ。孤高のチャンピオンというより、チームでつかんだ栄冠でした。
なぜ、厳しいメニューについていけたか。
とにかく、指導者が怖かったそうです。現在は怖い指導者は排他される時代になりましたが、昭和の時代はスポーツも、企業もトップは怖かった。畏怖する存在がいることも世界のトップになるためには大切な要素なのでしょう。
一方、具志堅さんの筋肉増強の体づくりは結果でした。筋肉をつけることを目的とはせず、その方法も特に意識されていませんでした。筋肉を鍛え、体をつくって、世界チャンピオンになったのではありません。トレーナーの言われるままに練習を重ね、世界チャンピオンになって気づくと、筋肉は増強され、プロのボクサーの体ができ上がっていました。人を信じて、一緒に伴走したことの勝利だと思います。ミラノ・コルティナ五輪のフィギュアスケートペアのりくりゅうとカナダのコーチとの関係を思い出しました。


















